2025年7月20日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家・高田文夫が、立川談志が衆院選で初当選を果たした時に自宅前で記者たちに語った言葉について語っていた。
高田文夫:本当、石井ちゃん(ラサール石井)も明け方で遅かっただろ。
松本明子:はい。
高田文夫:昔もテレビ中継、遅くまで待っててさ、最後、受かるまで。
松本明子:はい。
高田文夫:その時もさ、談志師匠がビリのビリ、最後の最後に受かったんだよ。
松本明子:ああ。
高田文夫:で、談志宅の前から中継っていうのをカメラ行っててさ。
松本明子:はい。
高田文夫:俺も気になるからさ、見てたんだよ、まだ24~5の若造で。
松本明子:はい。
高田文夫:「談志師匠、受かるのかなぁ」なんつってたんだよ。そしたら、全然出てこない、名前が(笑)石井ちゃん状態なんだよ(笑)
松本明子:ええ。
高田文夫:で、最後の最後、1時半、2時ぐらいになってさ、「立川談志」って出たんだよ。
松本明子:はい。
高田文夫:ギリギリ、ビリで受かったのよ。「談志師匠、受かりましたね。出てきますかね」なんてみんな待ってんだよ。
松本明子:うん。
高田文夫:で、「うーっ」って家の中から出てきてさ(笑)「師匠、どうですか?最後に受かったんですけど」「こういうもんはな、真打ちは最後なんだよ」って。
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:上手いね(笑)「こういうもんはな、真打ちが最後って決まってんだ」って。で、「師匠、その間、何をやってたんですか?」っつったら、「もしかしたら落ちるかもしんないからな。落ちたらまた寄席に戻らなきゃいけないから、志ん朝聞いてた」って(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:ライバルの志ん朝師匠のテープ聞いて、さらってたんだよ、ずっと(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:「落ちたら、寄席に戻らなきゃいけないから」って(笑)
松本明子:いいだろ(笑)「志ん朝聞いてた」っていうのはいいセリフだなって思って。
高田文夫:いいですねぇ(笑)

