2025年6月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、Nintendo Switch2の現在のソフトのラインナップからすれば「当たるまで待ってる頃に出揃ってくるんだろうな」という状態だと指摘していた。
伊集院光:結局のところマリオカートと他、数点ぐらいしか今ゲームが出てないから。俺からしてみれば、そこまで急がなくてもいいと思うよってけど、超ムカつくだろ(笑)「じゃあ買ってんじゃねぇよ」みたいになるじゃんか。
っていうかね、マリオカートって元々、俺、何の不満もないわけ。グラフィックにも何の不満もないし、なんならスーファミのカセットの頃からそれほど不満はないわけ、ずっと。
で、ゲームキューブ版もやったし、色んなのやったけど基本的にはまぁそれでいいじゃんっていう感じで。綺麗にはなってんのよく分かるんだけど、一個前も相当綺麗なんだよね。8かなんか、相当綺麗だから。老眼のおっさんからしてみたら、ましてや、小さい画面で老眼のおじさんからしてみたら、そこまで変わったかどうか俺、分かってなくて。すごいゲーム好きな人が、2画面並べたりとかすると、「あ、なるほど。綺麗になってるな」とは思うけど。
そんなでもないかな、みたいなところになるわけ。で、良かったのはゼルダがよくできてるっていうか。「あ、ちゃんとやっぱりゲームやってる人が作ってるな」と思ったのは、ゼルダのSwitch2バージョンっていうのが、Switchバージョンをちゃんと買って持ってる人は、ダウンロードできんの。そこでお金取らずにできて。
だけど、綺麗になってるけど同じゲームだから、もう1回イチからやり直すかって言ったら、そういう人もいるだろうけど、俺はそこまでの熱さはないわけ。で、一応もう1回みんなの怒りとしては、「じゃあ買ってんじゃねぇよ」っていう。「辞退しろよ」かもしれないですけど。
でも、いいのはなんかスマホのアプリと連動してて。それは、そのSwitchでやり倒した人間が、隠しキャラをどれぐらい取り損なってますよとか。やってないイベントがありますよとか、行ってない場所がありますよっていうのを教えてくれて。
結局のところ、そこをやるやると「あ、こんなに世界が綺麗になってる」みたいのがわかるっていうことなんだけど。多分、そこまで熱く、細かい落穂ひろいみたいなこと、隠れキャラを全部集めたいとかみたいな熱がある人以外は、当たるまで待ってる頃にソフトが揃ってくるんだろうなっていう感じで。
多分、任天堂が考えてるのはそういうことなんだと思うんだよね。キャンセル待ちみたいな、ずっと当選待ちみたいなのをずっとかけてる間に、いつか当たって、で、当たった時のラインナップから買えばいいみたいなことだと思うんだけど。

