伊集院光、一部の「撮り鉄」による迷惑行為をやめさせるためにPhotoshop技術を教えるイベントを相模鉄道が開催したことに思うこと

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2024年11月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、一部の「撮り鉄」による迷惑行為をやめさせるためにPhotoshop技術を教えるイベントを相模鉄道が開催したことに思うことについて語っていた。

伊集院光:今週あった、鉄道関連のニュースで。「ああ…」って思ったのが、なんかね、全部一緒くたにして悪く言うのはちょっと俺はおかしいと思ってるけど。

鉄道の写真撮る人いるじゃん。それをさニュースとかが「撮り鉄が…」って言うの、俺ちょっと違うんだよね。その鉄道写真の愛好家たちの中でこういうことがあったっていうんで、まぁ最近では「撮り鉄がまた」みたいな言い方するのを、ちょっと腹立つんだけど。

鉄道写真を撮る人が、例えば絶対認められないことだけど、鉄道の写真撮る人の一部が、一部のモラルのない人が、ここから撮る鉄道の前景を取りたいから、木を切っちゃうとか。入っちゃいけないところに入っちゃう。それから看板をどかしちゃう、みたいなことをするのを、どうにかやめて欲しいっていうんで、鉄道側がPhotoshopのadobあるじゃん、adobとかと協力して、そういう鉄道写真を撮りたい人と、自分が入れたくないものを、どうやったら編集で消せるかっていうイベントをやって。

例えば、本当はこの桜の木は欲しくないんだっていう人がいたら、「じゃあその桜の木だけをPhotoshopの最新の技術で消して、鉄道だけの写真にするには、こうしたらいい」教室みたいなをやってるって聞いて、「あ、それはすげぇなぁ」っていう。

すげぇなぁっていうことが1個と、俺は分かんないんだけどさ、どこまでそれは加工していいの?前にこの話をした時も、凄い写真愛好家の人に軽く怒られもしたけど。俺、前の前の前の前のディレクターだった池田っていう男と、海外旅行でオーロラを見に行って。

で、オーロラを見に行った時に、もうオーロラやっと見えるぐらいの…出たのはよかった、1回空振りしてるから。1回行って空振りして、で、再度行って。「あ、ちょっとだけど出てて、あのゆらゆらっていうのオーロラなんだ」って思ったら、池田はそのデジタルカメラの感度を異様に上げて、いわゆる感度上げてくと、あのグリーンのあのオーロラの色になるわけよ。で、その写真を撮ってるわけ。

俺、「違くない?」っつって。その場で俺に見えてもいないものを。で、しかもそれを持って帰ってきてアイツ、パソコンでさらに修正加えてんのね。それは違くない?(笑)「オーロラを撮ったことにはならなくない?」みたいな。

俺、ホタルもそうなの。ホタルが何で好きかって言うと、見たように撮れないから好きなの。こんなに世の中のものが凄い発達してるのに、その場で見たホタルの感じには絶対撮れないの。感度上げたりとかすると、まさに蛍光色になっちゃうし、それが糸を引いちゃって、綺麗は綺麗なんだけど…凄い一生懸命撮ってる人はいるのよ、やっぱり。

で、俺はそれは違かないか、みたいなことを言って。でも、それを凄い場所から何から一生懸命やってる人からしてみたら、「いや、違わない」ってなるから、それは好みのもんなんだけど。

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