2024年11月30日放送のテレビ東京の番組『伊集院光と佐久間宣行の勝手にテレ東批評』にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、『あちこちオードリー』が仕事論を語ったり本音を吐露する場になったのは「東野幸治」がきっかけであると明かしていた。
佐久間宣行:『あちこちオードリー』は、本当はこういう番組で始めたわけじゃないんですよ。仕事論の話をするっていうよりは、もうちょっと軽いバラエティトーク。
伊集院光:うん。
佐久間宣行:『オードリーのオールナイトニッポン』のゲスト回が凄い面白かったから。
伊集院光:はい、はい。
佐久間宣行:ゲストを迎えたオードリーって面白いなって思って始まったんですけど。結構、なんでもかんでも話せるようになったきっかけは、実は東野さんなんです。
伊集院光:へぇ。
佐久間宣行:番組が始まった半年後に、東野さんがぽつんと急に来てくれて。東野さんが「こんなもん、誰も見てへん時間帯やろな」って多分思ったから。普段話してない、「タレント東野幸治はもう終わってて、フロアディレクターとして、制作の思いを叶えるために出ている」とか。
伊集院光:うん。
佐久間宣行:「結局、演者っていうのは優秀なディレクターに会うための旅なんですよ」って。
伊集院光:へぇ。
佐久間宣行:「俺はまだ会えてへん」とか(笑)
山崎怜奈:はっはっはっ(笑)
伊集院光:熱いこと言ってますね。
佐久間宣行:そういうこととかを、誰も見てないと思って言ったら、すげぇ見てて。
伊集院光:うん。
佐久間宣行:ネットニュースになって、それから怖くて来てくんないんですよ(笑)
山崎怜奈:ネットニュースにされるって、札がかかってますもんね。
佐久間宣行:そう、そう。そこから芸人さんたちが面白がって、そういう話をしてくれるような番組になったから。
山崎怜奈:それを丸ごと受け止めてくれる、オードリーの二人もめちゃくちゃ凄いことですよね。