東野幸治、ドラマ『アンメット』の演出家Yuki Saitoが語る撮影秘話に驚く「全員の奮闘があって、最後の感動のエンディングに」

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2024年6月30日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、ドラマ『アンメット』の演出家Yuki Saitoが語る撮影秘話に驚いていた。

リスナーメール:Saito監督が、『アンメット』撮影のエピソードを語っています。ミヤビが、自宅で目覚めなくなった朝、付き添っていた三瓶先生が、ミヤビの手紙を見つけ、日記を読み始め、号泣する長尺のシーン。

東野幸治:ありました。

リスナーメール:これは、手紙の隠し場所も、段取りも日記の内容も、一切伏せて、リハなしの一発勝負での撮影だったのだそうです。

東野幸治:知らなかったです。

リスナーメール:さらにあの日記は、このシーンのために、杉咲花さんが全部書き直したらしく、だからこそ、三瓶先生は読んでいくうちに、リアルに感情が爆発していったのでしょう。

その後、駆けつけた看護師(森陽南子)、体に触れるシーン、低体温症を体感させるために、杉咲花さんはこっそり自分の体をアイスで冷やしていたそうです。あれも本当の冷たさに驚いたリアクションだったのです。

そして、極めつけは杉咲花、若葉竜也の二人が、血管の吻合を練習しすぎて、本当にできるようになってしまったこと。特に、脳障害の原因があったノーマンズランドの0.5mmの血管の吻合、世界でも数人しかできる人がいないのに、なんと若葉さんは代役を使わず、実際にドラマの中でやってのけてしまったくらいです。

こうして全スタッフが同じ方向を向いた、協力体制だったからこそ、まるでドキュメンタリーのようなドラマが実現できたわけです。

その裏側のメイキング映像が見られるなら、DVDボックスを予約しちゃおうかな、なんて思ってしまいます。

東野幸治:たしかに。知らないことがたくさん書いてありました、ビックリしました。ネタバレになりますけど、やっぱりあのグミのシーンであったりとか、一話のグミってこういうことやったんか、とか。

あと、千葉君の救急医(星前宏太)の人が、小豆を利き手じゃない左手で箸でつまんで移動させる、その練習を続けて、最終回でもちゃんと左手をつかったりして、それぞれが医者として、医師として成長していく物語でもあるし。

全員の奮闘があって、最後の感動のエンディングになっているというところでございますので。ぜひぜひ、皆さん。振り返ってまた、最初1話から見直して欲しいです。

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