2024年6月12日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、お笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建が、週刊文春の「例の騒動」の記事を揉み消そうと数百万円を提示するも断られたと告白していた。
佐久間宣行:復帰してからやっぱり、『トークサバイバー』もそうだけど、やっぱり大きかったのは千鳥ですか?
渡部建:いや、もう千鳥ですね。様々ですね、本当に。
佐久間宣行:千鳥が全部笑いに変えてくれたところはあるというか。
渡部建:本当にそうですね。
佐久間宣行:渡部さんに対して、まぁやっぱ東京の人って、先輩後輩もあるから、イジれない。東京の人は逆に、渡部さんをイジリ倒すまで行かなかったんだよな。
渡部建:ああ、そうですね。
佐久間宣行:ちょっと気をつかってたのもあるし。
渡部建:そうですね。だから、距離感も…多分、千鳥とそんなに仕事したことないんですよ。
佐久間宣行:うん。
渡部建:だから、それもよかったっていう。今思うと、もっと密だったらここまでやってくれない可能性があるじゃないですか。
佐久間宣行:ねぇ、ちゃんとけちょんけちょんに。
渡部建:けちょんけちょんに、しっかりもう見てる人がスカッとするような。
佐久間宣行:うん。
渡部建:で、出てってもいいような感じの土台を作ってくれましたよね、本当に。
佐久間宣行:うん。それがやっぱり大きいですよね(笑)
渡部建:いや、あとはでも『トークサバイバー』じゃないですかね。
佐久間宣行:そうか。『トークサバイバー』ね。
渡部建:あの辺の話、全くしてなかったから、復帰後も。
佐久間宣行:そうだ。もう『トークサバイバー』のネタ解禁になってると思うから、ちょっといいと思うんですけど。
渡部建:ええ。
佐久間宣行:文春が出るってなった時にね、文春って俺ら勝手に、部数が出て。何万部だから記事がいくらとかってなったりするじゃない。違うんですよね。
渡部建:うん。やっぱ部数はもちろんなんですけど、色々その記事を、ワイドショーとか他の媒体が借りる時のいわゆる使用料とか、あとはいわゆるネット上のクリック数とかで。
佐久間宣行:うん。
渡部建:いろんなマネタイズの方法があるんですね。一つのスキャンダルで。で、それをとある方が試算したら、4億ぐらいの売り上げだったっていう。
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
渡部建:いやいや、本当にそりゃあそうだな、みたいな。
佐久間宣行:うん。それは行くよなぁ(笑)
渡部建:ガッツリ行くだろうなって(笑)
佐久間宣行:で、最初は渡部さん勘違いしてて、揉みけせるんじゃないかって。
渡部建:そうですね。数百万円で揉み消そうとして。
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
渡部建:当時、4億なんてわからないから(笑)いけないかなって思って。
佐久間宣行:うん。4億も行くわけないと思うから(笑)「こんなもんだろう」って。部数が売れたって、数千万だろうって。
渡部建:いけないかなぁって思って。
佐久間宣行:噂に聞いてるけど、そんなお金出したら揉み消せるんじゃないかって。
渡部建:はい、と思ったんですけど、甘かったですね(笑)
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
渡部建:こういう話を、やっぱりね、俺色々振り返ったんですけど、もちろん『白黒アンジャッシュ』ってトーク番組でも、もうなんかできなかったんですよね。まぁ、児嶋がそんな話をする雰囲気じゃないし。
佐久間宣行:じゃないし、相方の前でそれ笑いにするってね。
渡部建:そうです。
佐久間宣行:相方がイジらない限りは、自分で話すのおかしいですもんね。
渡部建:で、仮に『すべらない話』みたいなのがあったとしても、なんかちょっとこれ、自分でこうノリノリで話すのって違うじゃないですか。
佐久間宣行:うん。
渡部建:で、ああいう設定があって、話さなきゃいけない。しかも、悪い話をしなきゃいけないっていう、ああいうフレームだから多分、俺、あの辺のエピソードが湯水のように喋れたんです(笑)
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
渡部建:だから、『トークサバイバー』じゃないと、多分あれ話せてないですよ、今考えると。