2024年4月1日配信開始の「NewsPicks」のYouTube動画にて、お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が、『めちゃイケ』爆裂お父さんなどを振り返って視聴者に向けてよりも「僕とか、僕の周りにとって面白いことをやってたんだな」と思ったと告白していた。
加藤浩次:俺も最近よく考えるんですけど、「面白ければいい」って僕らも走ってやってきましたよ。
西山ももこ:はい。
加藤浩次:で、『めちゃイケ』なんかもやっぱ面白いこと追求するって、飛鳥さんの下、やってきたんだけど。
西山ももこ:うん。
鈴木おさむ:あれって、今振り返ってみた時にね、僕がやってたことは、ジャイアントスイングしたりとか、結構暴れたりすることがあったんだけど。
鈴木おさむ:うん。
加藤浩次:僕とか、僕の周りにとって面白いことをやってたんだなっていうのは、思う時があるの。
鈴木おさむ:うん。
加藤浩次:それで笑ってくれる人も世間にはいる。でも、嫌な思いをする人もいる。
鈴木おさむ:うん。
加藤浩次:「じゃあ面白いって何なんだ?」ってことなんですよ。
鈴木おさむ:うん、うん。自分たちが面白いと思うものを、世間が面白いと思うかどうかのジャッジだと思ってて。
加藤浩次:うん。
鈴木おさむ:世間が面白いと思うものをやろうとすると、それって意外とハマらなかったりして。
加藤浩次:ハマらないね。
鈴木おさむ:そうなんですよ。でも、『めちゃイケ』やってる時に凄い思ったのが、エスパー伊東さん、お亡くになりましたけど。
加藤浩次:うん。
鈴木おさむ:エスパー伊東さんがやってるやつを、僕たまたま実家で見たんですよ、その日。で、ウチのお姉ちゃんがそれ見た時に、「いや痛い、痛い、痛い」って言って、カバンに入ってるのを見て、「痛い、痛い、痛い」って言って僕びっくりしたんですよ。
加藤浩次:うん、うん。
鈴木おさむ:で、「あ、笑わないの?」って。
加藤浩次:あれは、演出がさせてるわけじゃなくて、エスパーさんの芸なんだけどね。
鈴木おさむ:芸なんだけど、「自分たちが面白いと思ってるものって…」っていうのを、強烈に感じたんですよ。だから、自分たちが面白いと思ってても、これを「痛い、痛い、痛い」って…
加藤浩次:見てる人もいっぱいいるってことだね?
鈴木おさむ:はい、はい。全員を感動させたり、全員を面白くさせることなんて絶対無理です。
加藤浩次:不可能だね。
鈴木おさむ:無理なんですけど、でもそれがどんどんどんどんやっぱり、テレビで放送してる以上、最大公約数にしてくれという声は大きくなってますよね。