2024年5月21日放送の読売テレビの番組『にけつッ!!』にて、お笑い芸人・千原ジュニアが、女性ADが番組収録中に倒れて「テレビ界の悪しき風習がずっと続いてんな」と改めて思ったと告白していた。
千原ジュニア:テレビって、変わっていかなアカンというかさ。
ケンドーコバヤシ:ああ、変わっていかなダメですよ。
千原ジュニア:俺ら、気づいてなかったけど悪しき風習がずっと続いてんなって思って。
ケンドーコバヤシ:まだありますか。
千原ジュニア:V見る番組、やらせてもらってるやん。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:そのV、面白いねん。
ケンドーコバヤシ:はい。
千原ジュニア:「ああ、そうなんやぁ」って言うてて。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:そのVのちょっと向こうに、なんとなくやで、若い女性が立ってはんねん。ADの子。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:で、バーン倒れて。
ケンドーコバヤシ:ああ。
千原ジュニア:スタジオで。カッチカチやで。
ケンドーコバヤシ:うん、危ない危ない。
千原ジュニア:バーン倒れて、目が合ったまま倒れはって。俺、ホンマに「亡くなった…」って思って。
ケンドーコバヤシ:見てる時はね。
千原ジュニア:で、バーンって。「止めろ、止めろ!」って言うて、「救急車!すぐ医務室に!」ってバタバタって動くねんけど。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:触ったらアカンし、全くピクリとも動かへんねん。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:で、その子が誰なのかっていうのを、プロデューサーさんが来て。「あの子、新入社員で4月に入った子で、今日が初めての収録なんです」って。
ケンドーコバヤシ:あ、現場。
千原ジュニア:緊張もあったり、前日寝てないとか、貧血とかあったか知らんけど。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:それさ、立ってる必要ないやん。ADの子が、我々みんな演者座ってV見てる中、何もせぇへん子がさ…言われたら動いたらええだけで。座ってさ、全員座って見てたらええやん。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:プロデューサーとかみんな座ってるわけやん。
ケンドーコバヤシ:言われてみれば。
千原ジュニア:だからみんな座ってる方が、笑い声も出るから、お互いにとってWin-Winっていうか。パフォーマンスが下がるだけやんか、こんなもん。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:だから、俺やってる番組、全員座ってもらおうと思って。言おう思って、言うてんねん。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:ほんなら生放送で、ニュース扱う番組で、ギリギリにいつも入るから、それを言うの忘れて。「みんな座ってな」って。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:ほんなら、ニュースやってて、「どう思いますか?」って言うて、パッと見たら、カメアシの女の子がフラフラで。
ケンドーコバヤシ:あっ。
千原ジュニア:この間のことがあるから、めっちゃ怖いねん。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:ニュースが入ってけぇへんわけ。で、CMなった瞬間に「座って」って。カメラのコード絡むなんてことないねん。
ケンドーコバヤシ:うん。
千原ジュニア:ちょっと絡んだらパッ、でしまいやん。なんなら、コマついた椅子座ってさ。
ケンドーコバヤシ:キャスターつきでね。でも、それはおばあちゃんとかでも怒るやつですね。
千原ジュニア:でも、それでええやんって思うねん。「座って、座って」って言うねんけど、「は?何のことですか」って、眠たくなってたってことをその子は認めたくないから。
ケンドーコバヤシ:それも分かる(笑)
千原ジュニア:「なんで私にだけそんなこと言うんですか。私、全然眠たくないですけど」って。
ケンドーコバヤシ:まぁね(笑)
千原ジュニア:だから隣で、カメラマンの上司は立ってる。そこでやっぱり座られへんのやろうな。でも、マジで座ってって言ってんねん。
ケンドーコバヤシ:これはもう、『座王』の主ではありますね(笑)
千原ジュニア:ホンマや、座王やから(笑)