2024年3月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、タモリが「外国人の日本語弁論大会」をネタにしていたことに改めて「タモリさんはやっぱ目のつけどころが違うな」と語っていた。
太田光:我々の親世代が、一生懸命戦後から這い上がって、ようやく手にした公団住宅であるとか、一軒家ですね、一戸建ての文化住宅であるとか。
田中裕二:うん。
太田光:ああいうの見ながら、アイツら(アメリカ人)なんつってたか。「ウサギ小屋」っつってて。
田中裕二:言ってたよ(笑)
太田光:ヒドイでしょ。不適切にもほどがある。これですよ。
田中裕二:ウサギ小屋ね。
太田光:平気で言ってた。
田中裕二:ヒドかったよね。イエローなんとかとか。
太田光:イエローモンキーですよ。
田中裕二:凄い言ってた。
太田光:眞鍋かをりの旦那じゃねぇっつうんだ、こっちはって。
田中裕二:ふふ(笑)当時はまだ眞鍋かをり生まれてないから(笑)
太田光:俺はすでに言ってました、予言して。
田中裕二:イエモンも出てきてない(笑)
太田光:モックンじゃないから。
田中裕二:モックンもやめましたけどね、伊右衛門のCMね(笑)
太田光:そうですか。それは大変なことになりましたね。
田中裕二:そんな大変じゃないよ(笑)
太田光:ジタバタしてます。
田中裕二:シブがき隊だからね(笑)
太田光:だからそういうふうに思いますね、今から考えりゃ。あの頃、言いたい放題ですから、アメリカ人なんか日本人に向かって。
田中裕二:はい、そうだね。
太田光:で、それをよくネタにしてたのがタモリさんですよ。
田中裕二:ああ。
太田光:弁論大会で、必ず外国人が来て。日本人のそういうね、生き方について自分の意見をはっきり言わないとか。「なぜなんでしょう?」って。
田中裕二:やってたわ(笑)
太田光:「どうしてなんでしょう」って。タモリさんが、必ずそういうアメリカナイズされた考え方が。日本人はほら、奥ゆかしいから。アメリカにそう言われると、「言わなきゃいけないんだ」って。
田中裕二:うん。
太田光:実はそうじゃないのに、日本人は日本人の生き方でいいのに、それをあの頃なんて、アメリカからそうやって弁論大会で来んですよ、学生みたいのが。
田中裕二:うん。
太田光:NHKで必ずね、弁論大会みたいなのやってたでしょ。そうすると、日本人の性質とか気質に対して、やたらそういう風にさ、なんか「エコノミックアニマルの不思議な国」みたいな感じで。
田中裕二:うん(笑)
太田光:未だにそういうガラパゴスとか言う奴いるけど。それで「なぜなんでしょう?どうしてなんでしょう?」っつって、タモリさんがやり返してた。それが痛快だったじゃないですか、我々は。「さすがタモリさんはやっぱ違うな」と。
田中裕二:うん。
太田光:目のつけどころが。それを逆にバカにするんですよね、タモリさんはね。それを茶化してましたね。