2023年7月14日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『問わず語りの神田伯山』(毎週金 21:30-22:00)にて、講談師の神田伯山が、ジブリのプロデューサー鈴木敏夫の書籍『歳月』でスピルバーグや手塚治虫らの章と並んでいる異質な章があると指摘していた。
神田伯山:この前、事務所にジブリの名プロデューサー・鈴木敏夫さんから『歳月』という一冊の本が送られてきました。
これは、鈴木さんが色んな人との思い出を語ってるんですが。そのメンバーが凄い。スティーブン・スピルバーグ、手塚治虫、黒澤明、高倉健、ダライ・ラマ、永六輔、カンヤダそして神田伯山。
後半がおかしい(笑)…1人の人に対して、2~3ページぐらいなんだけど、80人ぐらいかな。そうそうたるメンバーの中に、俺も入れられて嬉しかったんだけどさ。やっぱ明らかにカンヤダさんっていう、鈴木敏夫さんが最近お熱なタイの女性に関して、やっぱ文章が異常なんだよ。
これさ、やっぱ面白いんだよ、鈴木さんっていうの大好きだ、やっぱり。これ、ちょっとカンヤダさんのところ、ちょっとだけ読んでいいですか。ちょっと宣伝がてら。
「カンヤダのたたずまいが尋常じゃなかった。小さな笑みをこぼしながら、軽く頭を下げる。決まっているし、自然だし見事だった。カンヤダはどこでそんな振る舞いを身につけたのか。僕の若い友人、与田くんはカンヤダと食事をした後で、感想を述べた。『神様が人間に化けて降臨したような女性ですね。タイの王室の方かと思いました』」…もう、これ鈴木敏夫フル勃起してるんすよ。
もう完全にラブレターなんですよ。デカイそのタイトルのところに、なんか「写真を見るなり、宮さんが」って、宮崎駿が叫んだらしいって書いてあんだけどさ、宮崎駿さんはさ、ただ鈴木敏夫さんのところにさ、なんかカンヤダさんの写真が貼ってあっただけで。
それで「これ誰?」って言ったら、「あ、鈴木さんのタイのご友人です」って、これだけなんだよ(笑)全然そんなさ、叫んでないんだよ、これ内容見ると(笑)
面白い。いやぁ、これ本当ぜひ皆さん読んでください。もう本当、宣伝しちゃいました、僕も(笑)