2019年10月28日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、テレビ東京のプロデューサー・佐久間宣行がゲスト出演し、劇団ひとりが『マジ歌選手権』VTR撮影で予算を使い過ぎたため、「中居正広のやり口」をパクって叙々苑弁当をスタッフへ差し入れたと明かしていた。
佐久間宣行:劇団ひとりは凄いんですよ、本当に。
高田文夫:うん。
佐久間宣行:この人に付き合ってると、たとえば僕、『マジ歌』っていうのをやってるんですけど、『マジ歌』で、劇団ひとりのネタを決めるために話し合っているんですけど。
高田文夫:うん。
佐久間宣行:あの…(笑)結局ね、こっちが全部アイデアを出しても、いくらアイデアを出しても、何時間かけてアイデアを出しても、自分で決めたいから。
高田文夫:「こういうのどうだ?」って言ってもな。
佐久間宣行:劇団ひとりに降りてくるの待ちを5時間とかさせられるんですよ(笑)
高田文夫:喋ってもダメなんだ?
佐久間宣行:結局ダメなの(笑)自分で決める(笑)「じゃあ、なんで俺たちを呼ぶんだ」っていう(笑)
高田文夫:いかりや長介と一緒だよ(笑)
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
高田文夫:若い頃、そうだった。ずーっと待たされて、そうだよね、結局最終的には自分で。
佐久間宣行:結局、自分で決めたい。
高田文夫:分かる、分かる。
佐久間宣行:そう、そう。
高田文夫:でも、そういうふうに言われながら、アイデアを温めてるんだ?
佐久間宣行:そう、そう。
高田文夫:どんどん作ってんだよ。で、言わせといて、「ああ、なるほどそれもいいな」ってなる。それもヒントで、乗っけてくんだよ、アイデアって。
佐久間宣行:芸人さんって、結構そういう人が多いんですけど。劇団ひとりが一番そうですね。
高田文夫:へぇ。
佐久間宣行:とにかく全部自分でちゃんと決めたいっていうのと。
高田文夫:でも、丁寧だよな、この人の仕事ぶりを見てると。
佐久間宣行:あ、そうです、そうです。
高田文夫:たしかに。たけしさんのモノマネ1個でもさ、丁寧だよ。『元気が出るテレビ』だけを絞って、ずーっと作ったりさ。
佐久間宣行:観察力があるので。
高田文夫:ねぇ、素晴らしいよね。
佐久間宣行:めちゃくちゃ面白いです。だから、急に、たとえば2年前の『マジ歌』のライブでは、「ラ・ラ・ランドのパロディーをやりたい」って言われて。
高田文夫:ふふ(笑)踊って歌うの?(笑)
佐久間宣行:茨城まで行って、車停められるところ行って、外車全部用意して。
高田文夫:オープニングだ(笑)
佐久間宣行:なんでもう、深夜2時の番組で予算がねぇのに(笑)
高田文夫:カネもねぇのに(笑)
佐久間宣行:「なんでカネもねぇのに」って言うんだけど(笑)
高田文夫:うん。
佐久間宣行:物凄いカネ使ったんですよ。物凄いカネ使ったら、劇団ひとりがそれ『マジ歌』の武道館だったんですけど、全スタッフに叙々苑弁当を用意して。
高田文夫:へぇ。
佐久間宣行:「俺、ちょっとカネかけちゃったんで」っつって(笑)
高田文夫:粋なもんだ。
佐久間宣行:これは、SMAPの中居さんのやり口を(笑)
高田文夫:やり口を学んだんだな(笑)
佐久間宣行:中居さんのやり口を学んで、速攻パクッてやったらしいんですけど(笑)
高田文夫:ちゃんと勉強してるんだよ(笑)
佐久間宣行:はっはっはっ(笑)
高田文夫:やっぱりね、パターンを覚えてんだね、偉いよ。
佐久間宣行:芸人らしい芸人だと思いますね。
高田文夫:いいよねぇ。へぇ、劇団ひとりね。
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