2022年6月5日放送のJFN系列のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(毎週日 20:00-21:55)にて、お笑い芸人・有吉弘行が、太田プロを退所してフリーになった新宿カウボーイ石沢の『サンドリ』出戻りに厳しいコメントを言っていた。
有吉弘行:プロレス界ではね、結構昔から団体をね、生意気言ってやめていく奴がいるんですよ。
西堀亮:はい。
石沢勤:ふふ(笑)
有吉弘行:ギャラが気に入らないとか。全日本プロレス、馬場さんのところね。
西堀亮:はい。
有吉弘行:「ギャラが気に入らない」とか。
西堀亮:うん。
有吉弘行:「マッチメイクが気に入らない」とか。「もっと俺の人気は凄いんだから、もっといい試合を組め、チャンピオンにさせろ」とか。
西堀亮:うん。
有吉弘行:生意気言って、バーンと飛び出していくバカがいるんですよ。
西堀亮:ふふ(笑)はい。
有吉弘行:その時、大体、ファンの人はこう思うんですよ。「お前そこまでの器じゃないよ」って。
石沢勤:ふふ(笑)
有吉弘行:ギャラとか、試合のマッチメイクが気に入らないとか。「それはだって、お前の実力不足だからね」って、ファンは思うんだけど。
西堀亮:はい。
有吉弘行:本人だけは、そういうふうに思って出ていくの。
西堀亮:はい。
有吉弘行:飛び出していくの。で、飛び出していって、「ジャイアント馬場の全日本プロレスなんて古いプロレスしてて、今は猪木さんのところの新日本プロレス来たから、ここからガンガンやって、新日本プロレスをもっともっと大きな団体にしてみせますよ」って言うんだけど、5年後、ノコノコと全日本プロレスに帰ってくるのよ。「やっぱり馬場さんの優しさに気づきました…」って。
石沢勤:ふふ(笑)
有吉弘行:「新日本プロレス、厳しかったです。すみません、馬場さん。許してください」って。
西堀亮:ふふ(笑)
有吉弘行:で、馬場さん言うのよ。「はい、じゃあ次はもう裏切らないでね」って。
西堀亮:ふふ(笑)
有吉弘行:それでもまた飛び出して行ったり。プロレス界って、結構そういう出入りが激しかったりして。
西堀亮:はい。
有吉弘行:ある意味、わがままな人たちの集まりよ。筋骨隆々で、喧嘩が強くて体一本でやってる人だから。ちょっとギャラがいい、待遇がいいってなったら、そっち行ってみるかって人が昔は多かった。
西堀亮:はい。
有吉弘行:だけど、そこのトップの人たちは、そういう状況踏まえて、「許してやろうか」っていうのはある。絶対許さない、制裁加えてやるって時もあるけど。
西堀亮:はい。
有吉弘行:大体、馬場さんなんかにしても、猪木さんなんかにしても、「やんなさい、じゃあ。頼むよ」って、やるんですよ。今、そんな気分です。
西堀亮:ふふ(笑)
有吉弘行:アシスタント…
石沢勤:どうも、すみませんでした!新宿カウボーイの石沢です。
有吉弘行:はっはっはっ(笑)
石沢勤:恥を忍んで、戻って参りました!
有吉弘行:はっはっはっ(笑)まぁ、じゃあちょっとやってくださいよ。
西堀亮:馬場さんだ(笑)
石沢勤:ありがとうございます!
有吉弘行:「ありがとうございます!」じゃないんだよ(笑)太田プロ辞めて、2年になりますか(笑)
石沢勤:2年になりました。
有吉弘行:やっぱり、そっちの水は甘く見えたか?
石沢勤:甘く見えましたね。
西堀亮:後悔してるんじゃない(笑)
石沢勤:いやぁ、稼げない、稼げない。
有吉弘行:ふふ(笑)フリーは稼げない?(笑)はっはっはっ(笑)
石沢勤:稼げないですよ。考えてる人ね、踏みとどまってください。