2022年4月19日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(毎週月-木 13:00-15:30)にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、『トークサバイバー』の企画を思いついたのはリアリティーショーを見ていて「真面目な話をしてる男女が面白い」と思ったからだと明かしていた。
塙宣之:結構、色んな企画を考えますよね、テレビの方っていうのは。
佐久間宣行:そうですね。色んな考え方ありますけど、一番は自分だけ面白くて、他の人誰も分かんない、笑ってないこととか。
塙宣之:ああ。
佐久間宣行:なんかあるじゃないですか。「なんで俺だけ笑ってんだろ?」みたいな。
土屋伸之:ああ。
佐久間宣行:ってことは、スベってるってことなんですけど、自分は。
塙宣之:うん。
佐久間宣行:でも自分が面白いけどスベってるものを、どうやって人に伝えたらいいかなって考えていくと、番組とか企画になるっていう。
塙宣之:へぇ。
佐久間宣行:なんとなくそんなイメージで作ってますね。
塙宣之:そういう方が逆に…漫才とかのネタとかも、その方がいいのかな。
土屋伸之:最初から周りに合わせるわけじゃなくて、むしろ周りに伝わってないものから始まるんですね。
佐久間宣行:はい。だから、『トークサバイバー』っていうのも、元々…あるじゃないですか、リアリティーショー。『テラスハウス』とかあったじゃないですか。
塙宣之:うん、うん。
佐久間宣行:あの時に、真面目な話をしてる男女が俺、めちゃくちゃ面白くて。
塙宣之:なるほどね。
佐久間宣行:「何言ってんだよ」っていうのが面白くて。
塙宣之:はっはっはっ(笑)
佐久間宣行:「これ俺だけ笑ってんだけど、なんだろうな?」って思ったら、やっぱりあのトーンで喋ると面白いんだなって思って。
土屋伸之:ああ。
佐久間宣行:あのトーンで喋る、芸人がトークするっていうのを企画で立ち上げたんだけど。
塙宣之:うん。
佐久間宣行:でも、どうやっても通らないから、自分の中の番組の中で試したらやっぱり面白かったんで。
土屋伸之:へぇ。
佐久間宣行:「これ特番にしたい」ってテレ東に言ったんだけどできなくて。
塙宣之:うん。
佐久間宣行:だから、テレ東辞めた後、Netflixでやって。