「父」立川談志
2007年10月27日放送のテレビ朝日系の番組『爆笑問題の検索ちゃん。』で、爆笑問題の太田光が立川談志のことについて語った。
日頃から懇意にしており、立川談志は「爆笑の太田は、俺の外の女に産ませた子だ」と言って憚らないそうだ。
その発端となるのは、太田が立川談志の失言について「すみませんね、ウチの親父が」と言ったことだという。もちろん、ボケなのだがそれ以来、立川談志は「(太田は)俺の愛人の子」と言い出したようだ。
それを信じてしまった週刊誌の記者が、事務所に確認をとりにきたこともあったという。
だが、それ以上に信じてしまい、取り乱していた1人がいた。それは、太田の実の父親だった。妻に対して、「本当なのか?」と問いただしてしまったという。
立川談志との関係性
太田光:俺を「田中さん」って呼ぶときがあって。
田中裕二:全然違うのにね。
太田光:しかも、長年やってるスタッフがやるとショックだよね。
田中裕二:太田光(ひかり)なのに、太田光(ひかる)って間違えられて。これは一般の人はあるかもしれないけど、スタッフとか共演者が「太田光(ひかる)が…」って言い出したとき、俺もちょっとショックだもんね。
太田光:それね、ショックだったのは、最期まで談志師匠が「太田光(ひかる)」って言ってたから(笑)」
蛍原徹:え?そうなんですか?(笑)
太田光:ショックだった。そのまま死んじゃったから。
蛍原徹:へぇ~。
太田光:たけしさんもたまに、「太田光(ひかる)」って。
田中裕二:たまにね。分かってはいるんだけどっていうのはあるんだけどね。
爆笑問題・太田「亡くなった談志師匠に言われたショックな一言」
太田光:今日、これ(週刊新潮による太田の裏口入学にまつわる記事)を読んでてさ。まず、談志師匠のの話から入るわけ、文章がね。
田中裕二:はい。
太田光:談志師匠が、忠臣蔵っていうのは…落語っていうのは、忠臣蔵の四十七士の行かなかった、逃げちゃった奴を主人公にするような。要するに、講談の世界では、言ってみれば、功をなし名を挙げた、立派な人たちが主人公だけど、落語っていうのは、そっか逃げちゃったようなやつが主人公なんだ、と。
田中裕二:はい、はい。
太田光:そういうような話を、俺がなんか本で言ってんのを引用してて。
田中裕二:うん。
太田光:なおかつ、談志師匠の言葉もそこに書いてある。
田中裕二:うん。
太田光:で、読んでるといかにも、俺がそれに当たるから、そういう談志師匠に惹かれたようなニュアンスっていうかさ。
田中裕二:うん。
太田光:自分自身も逃げちゃう、あるいは権力に頼っちゃう。
田中裕二:はい、はい。
太田光:そういうあれで、それによって俺が談志師匠を尊敬してるかのように書かれて。
田中裕二:うん。
太田光:俺が談志師匠を尊敬する気持ちって、そういう…もちろんそこもあるけど、俺自身がそうだからとか…俺が裏口だからとかね(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:そういうんじゃないし。
田中裕二:もう何なんだ、その話(笑)
太田光:俺は、そのことだけは…こんなこと、口はばったいけど、大事にしている立川談志って人。凄く大事に思ってる。しかも、その思いっていうのは、俺の中ではウソじゃないんですよ。
爆笑問題・太田、週刊新潮「裏口入学」記事は立川談志や両親への思いが誤認されている点も「イヤなんだ、この記事が」
高田文夫、太田、神田松之丞の関係性
太田光:高田(文夫)先生にとって松之丞はさ、もう可愛いわけ。
田中裕二:孫みたいなね。
太田光:孫。孫は可愛いの。分かる?子供より孫は可愛い。孫は何を言っても可愛いの。
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:だからお前は…松之丞、お前は高田先生に喜ばれてる。その立場なんだよ。俺たちは、高田先生の子供なんだよ。分かる?そこを勘違いすると、これから痛い目に遭うから、本当に。これはもう忠告。
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:本当に、お前は今、敵だらけ。
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:分かる?松之丞。いいか、言っとくぞ。お前の味方は今、俺と高田先生しかいなくなってる。
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:これ以上は行くな。
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:これ以上は抑えろ。気をつけろ。
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:気をつけて欲しい。
田中裕二:うん。
爆笑問題・太田、神田松之丞は今「敵だらけ」で注意すべきと忠告「お前の味方は今、俺と高田先生しかいなくなってる」
「息子」神田松之丞について
太田光:高田先生は大喜びで、そういうの。
田中裕二:ああ、はいはい。
太田光:あの人は、孫がやりゃ、なんでも喜んじゃって。
田中裕二:ふふ(笑)孫可愛いから(笑)
太田光:耄碌(もうろく)ジジィだから。もうさ、本当に親の気持ちが分かるよ。「おじいちゃん、ダメよ。そんなに渡しちゃダメ」「なんでまたおもちゃ買ってきちゃうの?」って。
田中裕二:はっはっはっ(笑)そう、そう。
太田光:そういう感じなんだよ、俺としては。
田中裕二:そういう感じね(笑)
太田光:で、高田先生がケラケラ笑ってさ。「土屋、千円だよ」なんて言ってんだよ。
田中裕二:うん(笑)
太田光:だからさ、「先生、ちょっとそれは困ります」って僕は思ってたの。
田中裕二:親としてはね(笑)親世代はね(笑)
太田光:「松之丞をこれ以上、甘やかさないで」って。
田中裕二:うん(笑)
太田光:「俺と先生しか、アイツにはいないんですから」って思ってて。
田中裕二:うん。
太田光:「今週、ビバリーで土屋が言い訳するからよ」って、喜んじゃってんだよ、また。孫はもう目に入れても痛くない。ギョロ目だからさ。
田中裕二:ふふ(笑)ギョロ目だからね(笑)
太田光:「目に入れても痛くない」って感じなんだよ。「お父さん、困ります」なんて俺は思ってるわけだよ。
田中裕二:うん(笑)
太田光:「ダメよ、こんな子に与えちゃ。調子に乗るんだから」って。
田中裕二:あるよね、よく(笑)
爆笑問題・太田、神田松之丞を「孫」のように可愛がる高田文夫に困惑「松之丞をこれ以上、甘やかさないで」
田中裕二:(『問わず語りの松之丞』が)面白かったなって思って。
太田光:面白かったっていうのも、言っちゃダメ。
田中裕二:ああ、そう(笑)
太田光:あれはやっちゃダメなことだからね。
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:高田先生、本当に甘やかさないでください、アイツを。
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:これからアイツはね、来年真打ちになって。
田中裕二:うん。
太田光:これから、試練の時ですから。大事な時ですから。これ以上、甘やかさないでください。
田中裕二:ふふ(笑)
太田光:ウチの息子を(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:ダメ(笑)
田中裕二:息子になっちゃった(笑)