伊集院光、「表現の不自由展・その後」主催者に「あなたと思想が逆の人がやっても、黙認できますか?」と考えるべきだったと指摘

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2019年8月5日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光とらじおと』(毎週月-木 8:30-11:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で展示中止となった「表現の不自由展・その後」の主催者に、「あなたと思想が逆の人がやっても、黙認できますか?」と考えるべきだったと指摘していた。

伊集院光:何かを言えば、色んな意見が出るのはある程度承知で言いますけども。この間の展示会の問題。

龍崎孝:ああ、はい。

伊集院光:愛知で行われた、あいちトリエンナーレ展。

龍崎孝:はい。

伊集院光:「表現の不自由」をテーマにした、要は国がそういうものを展示させたがらないような展示をたくさんする展示会の中に、やっぱり韓国の反日感情を表現するようなものが載って、という騒ぎの時にね。

龍崎孝:はい。

伊集院光:もちろん、それを主催する人の意味も分かるし、そこが凄い波及しすぎて、誰がそれを止めていいのか、みたいな問題になってくると、もう手に負えないんですけどね。

龍崎孝:ええ。

伊集院光:最初にこれをやることが「ナイスアイデアだ」って思った時に、逆側の人はどう思うかっていう。さっき言ったようなやり方なんですね(伊集院光、「尖った企画のアイデア」の是非を考える時には「僕が一番好きじゃないタレントが、その企画をやってるところを想像する」と告白)。

龍崎孝:うん。

伊集院光:これを同じテーマで逆側の人がやった時に、どういう反応が来るかぐらいは想像して主催しないとダメだって思うんです。

龍崎孝:うん。

伊集院光:それでもやるんなら、「それはあなたのやり方なんでしょう」って思うんですけども。なんか、その辺がダメで。きっと僕の個人的な意見では、「これが芸術だったり表現の自由だから、どんな憎しみが原材料でも、どんなイヤなことを思う人がいいんだっていうんなら、それをあなたと思想が逆の人がやっても、黙認できますか?」っていうことは、考えた上でやらないと、あまりに無責任かなって思うんですよね。

龍崎孝:うん。

伊集院光:そこから波及したことに関しては、なかったことにはできないので、話し合わなきゃいけないと思うんですね。表現の自由は、どこまで公の機関が口を出していいのか、とか。

龍崎孝:うん。

伊集院光:あとは、色んな平和とか、自国でもいいですけど、大事に思うからこそ、冷静に考えないと。

龍崎孝:うん。

伊集院光:今度は、自分の嫌いな相手の武器にそれがなっていくっていうことは、色んな行動において思わないとダメかなって思うんですけど。

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