2020年11月4日配信開始となったYouTube動画『東野幸治の幻ラジオ』第82回にて、お笑い芸人・東野幸治が、テレビタレントの仕事は「めちゃくちゃ簡単」だと発言していた。
東野幸治:こんなん言うたら、本当タレントの人に失礼なんですけど、テレビタレントって、めちゃくちゃ簡単なんです(笑)
ホンマに。あんまり「簡単、簡単」言うたら、「なんでそんな簡単な仕事してる奴に、多めのギャラ払うねん」ってみんなが怒るから、多分、薄々みんな、タレント、テレビ出てるタレントは「簡単やな」って思ってると思うんですよ。
でも、横同士で、タレント同士で「簡単やなぁ」とか。「こんなんで、こんなカネもらってエエんかな」とか、あんまりしないようにしてると思うんですよ。
心の中でみんなそれぞれが思って。「簡単やなぁ」と思って。ただ、いつなくなるか分からないっていう心配だけですから。
4月と10月、新しい番組になるじゃないですか。新しい番組なるということは、その前に古い番組が終わって、新しい番組になるから。で、仕事がなくなる恐れがあるだけで。いや、これはね、あんま言えないですけどね、もう一回言います。テレビタレントね、楽なんですよ(笑)
人に言わないで下さいね。本当に、テキトーなんです。エエ加減なもんで。だってよう考えたら、お金もらうわけじゃないですか。お金もらって、カメラ回って喋るわけじゃないですか。
MCとかね、僕らとかさせてもらうじゃないですか。特番でも、嘘でもね、お金もらってんねんから、最初の番組タイトルぐらい、ちゃんとカメラに向かってね言わなけないのに、カメラの下にフロアディレクターがいて、カンペがあって。そこにタイトル書いてるんですよ。
見てますからね。「ちゃんとやれや、それぐらい。カネもらってるんやろ!」って、誰も言ってこないんですよね、ディレクターとか、プロデューサーが楽屋来て、「ちゃんとタイトルぐらい覚えろよ、東野。カネ払ってんだろ」みたいな。
誰も言ってこないんです。ぬるま湯です。そんなぬるま湯に浸かっていてはいけないと思って、37歳神田伯山さんは、テレビの出演をできるだけ断って、本業の方で、講談というのを恐らく新ネタとか、古いネタとか、人が今、講談師がやらないやつを、ネタ起こして、覚えて、客前でやって、で、磨いていくわけでしょ。立派、立派ですよ、本当に。