2020年7月22日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、「息子のテレビ番組へのツッコミがクソほど面白くない」という母親リスナーの悩みに回答していた。
リスナーメール:私の息子(中2)は、テレビを見ながら凄くツッコむのです。声も大きく、頻度も多く、なによりそれがクソ面白くないのです。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
リスナーメール:下品な言葉を使ってしまい申し訳ありませんが、本当にクソほど面白くないのです。家族で一緒にテレビを見ていて、そのツッコミが連発されるとイライラしてきます。
赤江珠緒:うん。
リスナーメール:彼は普段の会話もとても面白くなく。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
博多大吉:厳しいなぁ(笑)
赤江珠緒:ヒドイ(笑)
リスナーメール:私自身、そういう人の話を聞くのがとても苦手なのですが。
赤江珠緒:ああ、そうか。大阪の方か。
博多大吉:うん。
リスナーメール:息子なので我慢して聴いています。春のステイホーム中は地獄でした。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
リスナーメール:ただ、悪いことをしているわけではないですし、「面白くない」と本当のことを言ってしまうと傷つけてしまうのではないかと思ってしまいます。
他のママ友に相談しても、「中2男子がそんなに喋ってきてくれるのいいやんなぁ」と言われてしまいます。
私は生まれも育ちも大阪で、他府県の方々は若干オモシロトークに厳し目なのかもしれません。しかし、あの喋りで周りの友達は大丈夫なのか。陰で、「アイツ、ホンマおもんないなぁ」とか言われているのではなかろうかと凄く心配にもなります。
赤江珠緒:はい。
リスナーメール:彼を傷つけずに気づかせる方法はないでしょうか?
赤江珠緒:ああ、そうか。
博多大吉:面白くないんですって、息子さんが(笑)
赤江珠緒:困るねぇ、それね。そういうセンスってね…
博多大吉:なんだろうね。たとえば、『ウチのガヤ』とかね。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:日テレさんの人気番組がありますけど。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:ツッコミとガヤを勘違い…プロの目線で言うとね、ツッコミとガヤって違うんですよね。
赤江珠緒:ほう、ほう。
博多大吉:だから、その辺りが曖昧な状態で今はお笑い界を進んでるので。
赤江珠緒:ふふ(笑)お笑い界を進んでないです(笑)この子は普通に暮らしてるだけです(笑)
博多大吉:お笑い界は、曖昧なまま提示しているので。中2の子が本当のツッコミ?
赤江珠緒:うん。
博多大吉:家族の前でやっていいテレビのツッコミと…「それは違うんだよ、それは周りに友達がいて、向こうに聞こえることが前提でやるべきもんなんだよ」っていう差が。
赤江珠緒:厳しい(笑)お茶の間で厳しいよ(笑)
博多大吉:いやいや、こういう話題なら、私も真正面からナイツの塙君に成り代わり受け止めたいと思いますよ。
赤江珠緒:そうですか(笑)
博多大吉:細かく言うと、そこが違うんですよ。一番いいツッコミって言っても、色んなツッコミがあるので。
赤江珠緒:うん、うん。
博多大吉:まずはそこをね。でも、こんな感じでお母さんが教えるのはありかなって思うんだけどね。
赤江珠緒:ああ、まぁね。たしかに大阪の堺市の方ですから、お笑いの文化のところですから。
博多大吉:うん。「あのな、ツッコミってな、勝手に言ったら終わりちゃうねん。ほら、見てみ。まず楽屋ニュースの八方師匠をまず見ぃ」とか。
赤江珠緒:はっはっはっ(笑)
博多大吉:「な?大人しゅうされてるやろ。この時はツッコまんでエエねん、八方師匠は。今ちゃんがやるから」とか(笑)
赤江珠緒:教育ですね(笑)
博多大吉:関西ならではの、コンテンツを使ってコミュニケーションをとってもいいように思うけどね。