2020年5月7日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『ハライチのターン』(毎週木 24:00-25:00)にて、お笑いコンビ・ハライチの岩井勇気が、バラエティで重宝されているタレントの多くが「UFOを見たことがある」と発言していてその発言は「バラエティの適応性におけるリトマス試験紙」だと指摘していた。
岩井勇気:UFO映像と同じぐらいの頻度で「UFO見た」を武器にテレビ進出を狙うタレントとかアイドルとか現れるじゃん。
澤部佑:まぁまぁ、それはいますよ(笑)
岩井勇気:UFOにしがみついてくるわけじゃん(笑)
澤部佑:振り落とされないように、あの円盤に(笑)
岩井勇気:そう(笑)ギュッとしがみついて、UFOという武器にしがみついて(笑)
澤部佑:掴みづらいよ(笑)
岩井勇気:一本刀を携えてさ、来るわけじゃん。その刀も大分、刃こぼれしちゃってるわけだけどさ。
澤部佑:まぁね。色んな人が使ってきてね(笑)
岩井勇気:ほとんどもう設定甘くてさ、結局UFO側にも迷惑かけるっていうか(笑)
澤部佑:はっはっはっ(笑)
岩井勇気:UFOと共倒れみたいな感じになっちゃうから。UFOもそんな簡単に使わないでくれっていうふうに思ってるよね。
澤部佑:うん、そうね。
岩井勇気:ちょっとなんか踏み台にしないでくれっていうかさ。
澤部佑:そいつらのせいで、より信憑性がなくなってくしね。
岩井勇気:うん。でも思ったんだけど、UFOの映像が世に出た時に、結構な芸能人が体験談を話すし、「見た」って言うわけじゃないですか。
澤部佑:うん、そうだね。
岩井勇気:バラエティとかで重宝されているようなタレントって、必ず「見た」って言ってるよね。
澤部佑:まぁ、多いね。
岩井勇気:だからタレントにおける大事な要素の一つとして、「UFO見たことありますか?」っていう問いに対して、「見た」って答えられるかどうかっていうのはあると思うんだよね(笑)
澤部佑:はっはっはっ(笑)そこで「見た」って答えられるメンタル(笑)
岩井勇気:うん。UFOタレントかどうかっていうのって、バラエティにおいて重要というか。
澤部佑:うん、見てるかどうか。
岩井勇気:多分、リトマス試験紙的な感じになってて、テレビに適合するかどうかを問われてんだよ、「UFO見たことありますか?」っていうのって(笑)
澤部佑:そういうことなん?(笑)
岩井勇気:うん。UFOタレントじゃない芸能人は、「コイツはテレビに向いてないな」っていうふうに見なされるというか(笑)
澤部佑:ふふ(笑)
岩井勇気:どうにかこじつけてでも、自分の体験談と照らし合わせて、本当になんでもいいの。空を舞ってるビニール袋を見た。変な色の鳥、変な形の鳥を見た…でも、「UFOだったんですよ」でもいいわけ。
澤部佑:うん。
岩井勇気:記憶に置き換えられる、すり替えられるかどうか。これがUFOタレントかどうかを問われてるわけ。
澤部佑:なんだ、UFOタレントって(笑)
岩井勇気:はっはっはっ(笑)