2020年3月22日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00-14:00)にて、お笑い芸人・土田晃之が、漫画『100日後に死ぬワニ』が投げかけるメッセージについて語っていた。
土田晃之:『100日後に死ぬワニ』が、一昨日に100日なって。あれ、事故だったんですね。見てない人もいるかもしれないけど。
はっきりとは言ってないけど、あれを助けたのかな、みたいな。でも当日、『100日後に死ぬワニ』の作者の方が『スッキリ』に出てて。その前日、俺は加藤さんとレギュラー一緒で。
その時もこのワニの話になったの。「どうなんだろうね?」って。色んなその話をしてて。で、次の日、『スッキリ』でやってたから、「ああ、やってんだ」って思って。
街頭インタビューしてる時に、女の子とかが「切なくなっちゃって、あと一日で死んじゃうから、ワニに教えてあげたい」みたいなニュアンスのことを言ってる女の子がいたんだけど。「それは、あなたにも言えることなんだよ」って。
そういうことじゃない、あれ。『100日後に死ぬワニ』は、死に方がどうこうじゃなくて、急にいつ死ぬか分からないわけだから。だから、日々を大事にした方がいいよってお話だろうから。
最初の頃は笑えたじゃない。「映画面白かったなぁ」「2があるらしいよ」「2見たいな」「あと何日」みたいな。で、あとはフワッフワの布団を電話かなんかで頼んだら、「1年待ちです」「来るの楽しみだなぁ」「あと何日」みたいな。
笑えたけど。でも、冷静に考えたら、俺とかもそうだもんな。ひょっとしたら、今日の帰り、事故に遭うかもしれないし。ウォーキングしてんのに。大病になるかもしれないし、あんなに人間ドックとか行って、食べ物とか気をつかってるのに。
そういうのもあるからなって。だから、日一日、一日、頑張っていこうねってことだからね。そういう意味ではいい作品だったんじゃないかなぁって思いますけどね。