2025年10月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、同番組が30周年を迎えるも平常運転の放送を行っていた。
伊集院光:一応、公式には今日の放送が30周年っていうことらしいですよ。なんか、ファンファーレとか怒鳴ったりとか、そういうんでもないしね。もう、そういう年でもないですしね。何か記念に、みたいなそういう年でもないですね。
30年前の27歳の時かな、『深夜の馬鹿力』、当時は『伊集院光のUP’s月曜 深夜の馬鹿力』みたいなタイトルで始まって。で、最初の1ヶ月ぐらい割とちゃんとした構成作家さんって付いてたんですよ。
で、そこに見習いで後、長くこの番組の構成をやる渡辺君が入ってて。で、それともう1人、松上君っていう、さらにその見習いみたいな人が入ってて。で、あまりにこの渡辺君と僕でイカレたことばっかり言ってるから。そのきちんとした、構成作家の人が身を引くっていう(笑)
「まぁまぁ、そっちでやった方がいいんじゃない?」みたいな。そんなスタートでしたね。で、すぐその始まった1ヶ月後に結婚して、みたいな。
で、30年ですよ、30年。ちょっと考えてくださいよ。仮にですよ、仮に1年ごとにですよ。1年ごとに1mのマンホール、1mのトーテムポールを作ってたとしたら、もう30mのトーテムポールができてるっていうことですから。
仮にで、作ってはいないですから(笑)仮に、もう1年ごとに10cmのリリアンをこうやって編んでったとするじゃないですか。で、そうするともう、3mぐらいのリリアンができて ますし。それぐらい30年っていうのは凄いんです。
1年に1粒、グラニュー糖を壺に入れてたとしたら、おそらく小さじ1杯にもまぁなってないぐらいで(笑)…僕は何を言ってるんですかね?よくわからない、何か凄さを自分で称えようと思ったんですけど。
ちょっとビックリするのは、マネージャーのその栗原ってのは、今、一生懸命僕のスケジュールを切り盛りしてくれてんですけど、アイツ、まだギリ20代だから、生まれてねぇんだっていうのはちょっと凄いね。
だってその前、ニッポン放送でもラジオやって、で、ある程度落ち着いてここ来てますから。なんかそれ凄い、ちょっと凄い。「こいつ、俺、TBS来た時、『深夜の馬鹿力』始まった時、生まれてない。お父さんの金玉袋の中にかろうじていたか、いないかぐらいのそういう奴なんだ」みたいな感じが、ちょっと凄いですかね。

