2025年9月29日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、「95%がトレース」で描き上げられている漫画『メガバカ』の作者・豪村中に「何かあるよね」と意図のようなものを感じると指摘していた。
伊集院光:何年ぐらい前かな。えっとね、20年ぐらい前。いや、もうちょっと手前か。17~8年前かな。2008年に週刊少年マガジンに賞レースみたいな。割と若い作家さんの賞レースみたいのをやって。で、そこで賞に輝いた作品が出たら、それがこうパクリっていうか、盗作っていうか。トレースってあるじゃん。
他の漫画を参考に、下手すりゃ一番ヒドイのになってくると、もうその上に薄紙乗っけてなぞって描いてんじゃねぇの、みたいな。盗用、そういう箇所がめちゃくちゃある作品が載ってることが、発表した途端に「おいおい、これどういうことだ?ここのコマはこれだ、ここのコマはこれをこうしてる。ここのコマはこれを反転させてこうやってるじゃないか」っていうのが、どんどん出てきて。
で、最終的にこれは色々諸説あるけれども、95%のコマが他からとってる。トレースをしてる、参考にしてるっていう漫画が出て。で、その人は消えていく、表舞台から姿を消していくんだけど。

その人が、「豪村中」って書いて、読み方が「たけむらあたる」っていう作家さんで。出した漫画は『メガバカ』っていう漫画なんだけど。
その話になって、まぁ当然許されることではない、トレース疑惑っていろんなところから出てきて、今、漫画好きな人が見っけるから、「あ、こことここ、完全一致してるじゃん」みたいな。「これ、トレースしてるよね」みたいなので、結構こう揉めたりとか凄いするけど。
「あれって何だったんだろう?」っていう話になって。っていうかさ、95%トレースしてるっていうことが本当だったら、絶対100%だと思うんだよね。95%トレースしてやめるってことって、俺ないと思う。だからバレてないけど、あと5%も何かで、それも漫画マニアも凄いから、「この作品のここをこれで。ここを拡大して」みたいなものまで分かるから。
今もまとめてるサイトは、チラチラあったりとかするし。僕の言っていることの中が正しいとは思わないけども、まぁ諸説ある中で。あれ普通考えたら、95%判明してるってことは、100なんだけど知らないってものがまだあるんじゃないかっていうことと。で、もっと言うとだけど95%をトレースして、もしくは100%トレースだけで漫画を描くのって、結構な天才じゃねっていう。それと大変じゃねっていう(笑)
描いてる絵も上手いの、この人。絵も上手いから、「描いちゃえばいいじゃん」っていう。その面倒くさい、「このストーリーに合う背景はこれだ」っていうことをやってるぐらいだったら、描いちゃえばいいじゃん。なのに、なぜそれにこだわってるのかには、何かおそらく、やってはいけないことだけど、その伊集院がわけのわからない方法でドラクエウォークを巡ってた時の、自分ルールみたいなもので、「何かあるよね」っていうことと。
これは名誉を傷つけられる人がいるかもしれないから何とも言えないけど、これ、作者名っていうのが、どうやら並べ替えになってて。その並べ替えた名前で、同じ名前で…その並べ替えたものと同じ名前で、その数年前に少年ジャンプの手塚賞の佳作に輝いたんだけど、盗策が認められたって言って、やっぱりそこからいなくなってる人はいるのよ(中村豪)。
だから、その人に対するオマージュなのか、その人説もいっぱいある。その人なのか分からないんだけど、少なくとも、「私はそういう他の人の作品から盗っています」っていうメッセージが、少し入ってるペンネームをつけてることも、謎なの。意味がわかんないんだけど。
この人、どうしてるんだろう?で、もちろん風の噂みたいのもいっぱいあるけど、わかんないし。あと、漫画家さんは割と人前に顔を出さないから、心入れ替えって全く他の作品を描いている可能性だってゼロではないんだけど。

