2025年7月12日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、深夜の無人ジムでAirPodsを落としてしまった結果リスナーとの嬉しい出会いがあったと明かしていた。
若林正恭:無人のジムにさ、夜中よく行ってんだけどさ。
春日俊彰:はい、はい。いいですよ。
若林正恭:エスカレーターみたいな、4段ぐらいがルームランナーみたいにバーッて降りてきて。
春日俊彰:ああ、あるね。
若林正恭:歩いてく。あれが俺、好きで。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:あれ、凄い30分とかやるんです。
春日俊彰:うん、いいですよ。
若林正恭:で、終わったから帰ろうと思って。AirPodsを前に置いてたからね、その階段のやつのルームランナーの。で、取ろうとしたら汗で滑って、階段とその間にカコン、カコン、カコンって落ちちゃったの。
春日俊彰:ああ。
若林正恭:うわ、最悪だと思って。ふざげんな、春日と思って。
春日俊彰:関係ないからね、私は。
若林正恭:「いや、関係あんだよ」と思って。
春日俊彰:いや、関係ないでしょ、私は(笑)
若林正恭:春日で疲れてるから、やっぱ手元が狂るったというか。
春日俊彰:それはもう、とんだとばっちりよ。
若林正恭:とばっちりと言えば、お前のシャツとベルトとですけどね(笑)
春日俊彰:はっはっはっ(笑)
若林正恭:ややこしいことになってんだよ、あれ今。で、落としちゃったの。
春日俊彰:面倒だよね、それはもう本当に。
若林正恭:這いつくばって、ジムの無人で深夜。落ちてないんだよ、AirPodsが。中がボックス状になってて、入っちゃってんのと思って。これ最悪だと思って。
春日俊彰:うん。
若林正恭:なんか俺の活力である、音楽が聞けなくなるじゃねぇかと思って(笑)
春日俊彰:まぁまぁ、そうなんだね。
若林正恭:なんだよ、お前その距離感。ムカつく距離感。
春日俊彰:いや、それはだってね、否定もできないし。
若林正恭:いや、否定とかじゃなくて、「俺もだよ」って言えばいいだろ。
春日俊彰:いや、私は違う。私はプロスピだからね、活力は(笑)
若林正恭:お前、電車の中でもプロスピ音出してやっちゃう奴だろ?
春日俊彰:最悪だな。イヤホンもしないでね(笑)
若林正恭:たまにいるんだよ、ベローチェとかドトールとかで、音出してゲームやっちゃってる奴。
春日俊彰:それ、気づいてないんじゃないの?音出てるっていうことが。
若林正恭:いや、気づいてやってる奴がいるんだよ、たまに。もう終わりの奴。
春日俊彰:ああ、終わりだね、それは。ゴール間近だね、それは(笑)
若林正恭:で、電話して「すみません、AirPods落としちゃったんですけど」って言うとね、「会員様のお名前は?」ってことになってね、「いや、お前買えや」って思われるかなぁとか。
春日俊彰:こんな夜中に、面倒くさい。じゃあもう、なかなか自分じゃ対応できないぐらいのところに落ちちゃったってことだ?
若林正恭:で、下に落っこちてないから、絶対わかんないし、その間とかも。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、ちょっと隙間から見てみたりしても、見えないのよ。手ぇ入れても危ないし。
春日俊彰:なるへそ。
若林正恭:で、次の日の昼に電話したの、ジムに。そしたら無人のジムだからさ、転送されたのかどっかに電話。その感じがあって。で、出たら「こうこうこうで、落としちゃって。いや、ご迷惑を…」って。「取れなかったら、もう全然いいんすけど、取れないですよね」って。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「いや、でもやりますよ」とか言って。「すみません、本当に。できます?」っつったら、「ただ、ちょっと僕、担当なんですけど、別店舗も担当してて。そこの店舗に今度行くのが、何日後かなんですけど、それでもいいですか?」とか言って、「いや、もう全然。むしろ本当すみません、こんなことで」と。
春日俊彰:うん。
若林正恭:そしたら、また電話かかってきて。「1回見てみます」みたいな。「失礼ですけど、GPSとかでイヤホンあるってなってます?」って言われて。「いや、あるってなってんすよ、そこにずっと」って。
春日俊彰:ほう。
若林正恭:「ちょっと見た感じ、下とかに落ちてないんで、今、業者に電話して、ちょっと分解の仕方を習って、僕、ちょっとやって、出してみますね」っつって。
春日俊彰:うん。
若林正恭:あの、「GPSで表示されてるんですよね?」「はい」「じゃあ確実にありますね、取ります」って。いや、めっちゃ丁寧にやってくれる人で、「本当にありがとう。お手数おかけしてすみません」って。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、また数時間後に電話かかってきて。「いや、ありました、若林さん」っつって。どえらい丁寧にやってもらって。素晴らしいなぁと思って。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、取りに行く時、「若林さん深夜のご利用多いし、お忙しいと思うんで」とか言われちゃって。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「僕がいる時間が夕方までなんで。来れないですもんね」って。「僕、深夜でもいつでも僕が行くんで、お渡ししますよ」とか言って、めっちゃ丁寧。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「でも、夜は申し訳ないんで、いらっしゃる時間に僕伺います」って。何日か狙ってたの、その夕方まで行ける時。
春日俊彰:はい。
若林正恭:で、仕事早く終わる時間があって「今日行ける」と思って、電話して、「今から取りに行ってもいいですか?」っつったら、「全然大丈夫ですよ」っつって。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、ジム行ったら入った瞬間にトレーナーの方が立ってて、イケメンのさ、スポーツマンみたいな感じの、若い男性だったね。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「若林さんですよね」「はい」っつって。あ「すみません、お手数かけちゃって」って。AirPods、手に持ってたのすでに。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「こちらですよね。ありがとうございます。本当に助かりました。お手数かけて、ドジやってすみません」っつって。「いやいや、全然取れましたんで」って。めっちゃ丁寧なの。
春日俊彰:うん。
若林正恭:で、「余計なことかもしれませんけど」って言われて、「800回、おめでとうございます」って。
春日俊彰:あらっ。
若林正恭:「えっ?」て言って。リスナーには強く行くからさ、俺さ。
春日俊彰:それもどうかと思うけど。
若林正恭:「え?マジっすか。聞いてくれてるんですか?」「いや、もうびっくりしました。お名前聞いた時」っつって。
春日俊彰:ああ。
若林正恭:「こんなことがあるのか、嬉しいです」って。「いろんなスタッフがケーキとかくれましたけど、このAirPods一番嬉しいです」って(笑)
春日俊彰:ふふ(笑)

