2025年7月7日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『デス・ストランディング2』のメインストーリーから離脱して単純作業を延々と行っていた理由について語っていた。
伊集院光:『デス・ストランティング2』、毎回話題に出る。今、俺のオアシスと言っていいそのゲーム。『デス・ストランディング2』の荒廃した世界を、どうにか世界をいろんな人にいろんなアイテムを届けて、物を届けて、配達業をやりながら、人々の心の繋がりを求めていくっつって。
で、もう世界はめちゃくちゃになっちゃってるから、もうシェルターみたいなところにみんな、もう少数生き残った人は、生きてて。で、その人からちょっと「あれをここに届けてくんないか?」って言われるたび、「おお」って行ってくるっていうゲームだってことは、何週か言ってますけども。
物語自体がめちゃめちゃシュールなわけ。で、熱帯夜じゃん、あとカミさんが来てるから気温の不一致っていうのが起こるの。性格の不一致じゃなくて、気温の不一致が起こるから。「もう凍え死んじゃう」みたいな。「お前、ペンギン飼ってんのか?」ぐらいの温度にしないと、俺は穏やかに過ごせないから。
ちょっと暑め、カミさんがいるとちょっとぬるめの温度になってるのも、そのせいがあるんでしょうけど。暑すぎて、シュールな物語、最高の映像でシュールな物語が展開するんだけど、さすがに…それが魅力なんだよ、それが一番の魅力だから、絶好調の時はそこが楽しくてしょうがないんだけど。
もうシュールな…もう夜、30℃超えてる段階で、シュールな物語を受け止められないっていうモードの時があるわけ。で、そうするとメインストーリーを進めると、どんどん新たなシュールな展開が始まっちゃうから。
あの世とこの世を結ぶなんとかの、タールの中から出現したやつがとこうで、実は死んでいるのかもしれない、みたいなのが始まっちゃうから。それはもうちょっと無理だ、と。今日はメインストーリーを進めるのは無理だからっつって、道路を拡張するっていう単純作業。
材料を持ってきて、道路の横のところにそこに配達すると、道路が少しずつ伸びていくってのがあって。ずーっと道路を伸ばしてる。もう普通に宅配はやめて、もうバックレて(笑)モームリにお願いして、宅配の方はもう行かないことにして。

