2025年7月5日放送のテレビ東京の番組『ゴッドタン』にて、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が、タレントが「多趣味」だけではテレビ局員は食いついてこないため工夫が必要だと指摘していた。
田中卓志：井上咲楽さんも、俺も趣味をたくさんやってて。でも、どこが違うかっていうと、それがベースのキャラなんですよ。
劇団ひとり：ああ。
小木博明：ああ、そうねぇ。
田中卓志：僕はもうキモかわいいからスタートして、その後、キモキャラ。で、カニとかバーってやって。キモいのに紅茶に詳しいとか。
井上咲楽：ああ。
田中卓志：キモいのに、ヴァイオリンが弾ける。
劇団ひとり：なるほど。
田中卓志：キモいのに建築を語れちゃう。この振りの部分が井上さんは、ちょっとマルチなだけに、薄いんですよそこの部分が。
小木博明：はい、はい。
井上咲楽：キャラが薄い(笑)
田中卓志：でも、テレビ局の人ってそのギャップが好きだから。「なのに」が異常に好きなのよ。
井上咲楽：ふふ(笑)
田中卓志：まず、その本編のところに来る前に、餌を撒く。「キモいのに」の餌で寄せるの。
井上咲楽：はっはっはっ(笑)
田中卓志：で、最後に紅茶を出して、ガーッと食わせるっていう。こういう感じにしないと、ハードル下げにもなるし、それだと。
井上咲楽：面白い(笑)
田中卓志：だってもし、ハードル下げないと、たとえば政治に詳しいとかも、いきなりここに食いついてこられると、凄くやっぱ語れなきゃいけないでしょ。
井上咲楽：たしかに。
田中卓志：「ちゃんとできるよね？」みたいな。ミスっても、ちょっと許されない。ああいうのでミスると、炎上したりね。
井上咲楽：たしかに、そうですね。
田中卓志：そういうのもありますもんね。だから、そういうようのになったら「本当に詳しいの？この人」みたいな。そうなってくると、「本当に昆虫も好きだったのかな？」みたいな。で、今、だから国民全体が井上咲楽を疑ってるんですよ。
井上咲楽：え？そうなんですか？(笑)
田中卓志：「本当にやってんの？」みたいな。でも、しっかり知ると、YouTubeとか見ると本当に詳しいんですよね。
