2025年6月21日放送のMBSラジオのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』にて、明石家さんまが、脚本家ジェームス三木に「多大な迷惑」をかけた過去を告白していた。
明石家さんま:顕在でいらっしゃってね、91歳まで。
櫻井梨央:はい。
明石家さんま:私はもう、多大な迷惑をジェームス三木さんにかけてるんで。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:もう本当に申し訳ないっていうか。で、ジェームスさんがわざわざ、俺を説得しにNHKまで来てくれて。
櫻井梨央:へぇ。
明石家さんま:で、喫茶店に行って俺を説得してくれはったんですよ。
櫻井梨央:ああ。
明石家さんま:俺、勝手に(NHK朝の連続ドラマ『澪つくし』で)醤油樽に落ちて、で、共演者に「あ、弥太郎死んだ」言うてもらって、次の週から出んとこうと思ったんですよ。
櫻井梨央:ふふ(笑)
明石家さんま:で、アドリブでやったんですけど、上から「はい、もう1回」って言うて、引きずり出されて。
村上ショージ:ふふ(笑)助かった(笑)
明石家さんま:ふふ(笑)助かった(笑)そんなことやってたら…一度、喧嘩したんですよ。「すんまへん、ちょっとお手洗い行ってきます」っていうセリフがあったんです。
櫻井梨央:うん。
明石家さんま:俺一言で。それもリハーサルで呼びよったんですよ。1日かかる。「待て」と。「それぐらい、その日できるわ」っていうのでマネージャーに言うて。で、「さんまできる言うてます」「いや、他のメンバーの方も来ていただいてるんで、来てくれませんか?」って言われて。ほんなら、もうやめるわとか言って、醤油樽に落ちて。
櫻井梨央:はい。
明石家さんま:で、そういう流れをジェームスさんが聞いてらっしゃって、俺を喫茶店に「さんまちゃん」って呼ばれて。
櫻井梨央:はい。
明石家さんま:「さんまちゃん、弥太郎を殺して欲しいっておっしゃってる?」「すみません、そういうことなんですよ。こんなことで…」って、色々理由を説明して。「すみません、先生。殺していただけませんか?」って頼んだんですよ。
横山玲奈:え?(笑)
明石家さんま:そしたらジェームスさんが、「さんまちゃん、聞いて。このラッパの弥太郎は、僕自身なんですよ」って。将棋が上手くて、人当たりがいいっていう。「これ、僕なんです。だからさんまちゃんには僕を演じてもらってるんですよ。だから、そう簡単にやめないでほしい」っていう。
櫻井梨央:うん。
明石家さんま:これ、ほんまか嘘かまだわからへんねんけど、そういう説得で「先生の役ということでしたら、私、頑張らせていただきます」って言うて、それからずっと出てたんですけども。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:そういう、わざわざ来ていただいた。申し訳ない、本当に。本当に御冥福をお祈りいたします。

