伊集院光、人間関係は「絆」にも「鎖」にもなり得るもので自分にとっての心地よさで違ってくると語る「苦痛を伴う絆のことを鎖と言う」

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2019年12月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、人間関係は「絆」にも「鎖」にもなり得るもので自分にとっての心地よさで違ってくると語っていた。

伊集院光:四国は地元の若者からすると、都会にあるようなチェーン店を欲しいんだろうけどね。たとえば、セブンイレブンの進出が日本で一番遅かったりとか、まぁそういうのあったりするんだけど。

逆に俺らは、もうすでに四国でもかなりチェーン店化が進んでるんだけど、そうじゃないお店、そうじゃない喫茶店とか、そうじゃお店の量は、段違いに多いんだよね。

で、その宿毛っていうところの駅前の喫茶店もさ、もう普通の…あさ、そこしかやってないから、そこでモーニング食べてるんだけど。で、モーニングもホットサンドと味噌汁っていう(笑)結構な組み合わせの店なんだけどさ(笑)

でもそこさ、オッサンがいてさ。日曜日の朝ごはんをさ、次々とこう地元の爺さん婆さんが食いに行くんだけどさ、その全員にそのおっさんがさ、「最近、競馬勝ってんの?」とか、「ボート勝ってんの?」から始まり、

「何日か来なかったけど、死んでたかと思ったよ」みたいな話を全員とするわけ。で、恐らくそれは、若い頃、俺もイヤだったと思うの。東京の下町とかで、若い時に「試験大丈夫か?」とか言ってくる、その地元の人とかすげぇイヤだったんだけど。

まぁなんか、これからどんどん、どんどん年寄りになっていくと、あれがなければ、恐らく誰とも喋らないっていう一日が多くなっていくと思うから。ああいうのも恐らく、チェーン店化していくと…チェーン店化しても、多少は残るんだろうけど、でも、今のあのオッサンみたいにはならないんだろうなぁとかと思ったりとかして。

やっぱちょっとなんつーのかね、いいもんだなぁっていう。まぁ、難しいけどね。いつも思う、「絆」みたいな。「絆」って、要は「鎖」だから。苦痛を伴う絆のことを「鎖」って言って、わりとその締め付け度合いとひんやりと、その輪っかが上手に乳首を上手く挟んでる感じとかが「絆」じゃん(笑)

乳首の凄いひんやり度合いが絆だから。どっちが正しいか分かんないけれども、なんかその今まで、鎖部分とか人との関わり合いとかがイヤで、勝手気ままにずーっと生きてきたから、俺は老後は、恐らくあんなに鎖を嫌ったのに、絆を欲しがってさまようんだろう、みたいなことを考えたりとかして。

なんかちょっとね、そんなことを考えたりする旅でしたね。

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