2024年10月30日放送のMBSラジオ系のラジオ番組『アッパレやってまーす!水曜日』(毎週水 23:30-25:00)にて、お笑い芸人・ケンドーコバヤシが、『ジョーカー2』の宣伝文句についてもっともなツッコミを行っていた。
江角怜音:『ジョーカー』が大好きすぎて、本当に10回以上は絶対見てます。
田中卓志:え?
江角怜音:もう大好きです。
ケンドーコバヤシ:ホアキン・フェニックス。
江角怜音:はい。
田中卓志:あの階段で踊ってるやつ?
江角怜音:もう大好きで。いいですねぇ(笑)
田中卓志:でも、悲しい話じゃない。
ケンドーコバヤシ:そうやな。
田中卓志:10回見たいって、あんまり俺聞いたことない(笑)
山根良顕:どういうふうに見んの?可哀想だなって?
ケンドーコバヤシ:ウケてない芸人見たら、「ああ」って?
江角怜音:ふふ(笑)いや、「僕の人生に喜劇なんてなかった」っていうセリフが大好きで。
田中卓志:ああ。
江角怜音:ああ、もうなんか…
ケンドーコバヤシ:「ちょっと不幸な方が人生は楽しい」より全然リアリティあるよな。
田中卓志:はっはっはっ(笑)こっちの方がリアルですよ。あんなもん、リアルでもなんでもないですよ。
江角怜音:あれは、ちょっと不幸どころじゃないぐらいの不幸が降りかかってるから。
田中卓志:ああなると、生活は楽しくないよね。俺は、ちょっと不運だから。
江角怜音:大分、不運ならああなりますね…いや、でもめっちゃいい映画ですね。
ケンドーコバヤシ:たしかに、超話題作で賞も結構総なめしてたもんね。
江角怜音:はい。衝撃走りました、初めて見た時。「こんな映画あるんや」っていう。
ケンドーコバヤシ:『ジョーカー2』、物凄い客が入ってないみたいなね、世界で。
山根良顕:評判があんまり、みたいな?
ケンドーコバヤシ:期待してたのと違かった、みたいな評価もあれば、めっちゃよかったっていう。
山根良顕:ああ。
ケンドーコバヤシ:真っ二つ、みたいな。
田中卓志:へぇ。
江角怜音:ネットで、前作を上回る衝撃作、みたいなことを書いてて。
ケンドーコバヤシ:それは、宣伝文句は書くよ。
筧美和子:はっはっはっ(笑)
ケンドーコバヤシ:「前作を大きく下回る」って、絶対にしないからね。
江角怜音:まんまと騙されてる?
ケンドーコバヤシ:いや、騙されてるわけじゃないかもしれない。賛否両論らしいよ、凄い。
江角怜音:ミュージカルみたいな。
ケンドーコバヤシ:賛否両論あるもんは結構ね、面白いというか、意欲作ということやからね。