2024年9月20日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、Netflixドラマ『極悪女王』でゆりやんレトリィバァが「ダンプ松本」になる瞬間に驚いたと語っていた。
東野幸治:『極悪女王』、Netflixのゆりやんレトリィバァ、全5話。白石監督の総指揮の下、鈴木おさむさんも脚本を書いたり、プロデューサーもやってんのかな。
で、唐田さんっていう女優さんで、一時、ゴシップで話題になった女優さん。で、剛力さんがクラッシュギャルズ。ゆりやんレトリィバァさんがダンプ松本さんっていうところで。
今日の昼間に全5話見まして。結論から言うと、最初にゆりやんがセーラー服を着て階段を上がってくの笑ってもうたけど(笑)
渡辺鐘:うん。
東野幸治:明らかにゆりやんが(笑)ゆりやん、コントしてんのかなって思ったけど(笑)でも、やっていく内に、女子プロが好きでビューティーペアっていう昔、僕らが子供、小学校の時にマッハ文朱さんが第一次女子プロブームとするならば、第二次女子プロブームで、ビューティーペアっていうのが人気で。
ダンプさんがそのビューティーペア好きで、女子プロレスラーになるっていって入ってくけど、なかなか才能、芽が出ずに。で、同期で入った唐田さんと剛力さん扮するライオネス飛鳥と長与千種。この二人がめきめき人気者になって、自分がなかなかスターになれずに。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:リングで自分の個性を出すことができず悩んで、プライベートでもイヤなことがあって。で、ダンプ松本っていうレスラーになる。もちろん、全女っていうところの当時、プロインタビュアーの吉田豪さんに勧められて、「全女のあの時代は凄かったですよ」って言われて。掟ポルシェにも勧められて。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:で、吉田豪さんの全女の本も購入させていただいて、色んな方のインタビューも読んで、とにかくめちゃくちゃな集団で。『極悪女王』の中でも出てくるんですけど、どこまでプロレスで、どこまで内側かなって思ったら、セリフの中で…「ブック」とか。要は、台本があるとか、ないとか。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:ガチでやらせろとか。そういうのも赤裸々に、それがどこまでほんまかウソかわからんけど、キャラクターがあって、盛り上げるためにやる。でも、「アイツらはガチでやる」とか。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:「一応、この試合こうなってるけど、裏切られた」みたいなんも、松永兄弟が仕切ってて、その全女自体を。で、ギャラの方もなかなか少なかったりとかっていうのも本で読んで、Netflixでそのドラマ見て、めちゃくちゃ面白くて。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、一番面白かったんが、ついにゆりやんレトリィバァがダンプ松本になるっていう瞬間が、もう本当にジョーカーの誕生みたいな(笑)
渡辺鐘:おお。
東野幸治:「こんな誕生あんの?」みたいな。あんな可愛い松本薫さんが、急にダンプ松本になって、暴れ回って、一時代を築いていくっていう話でございますけども。