2024年8月1日放送のニッポン放送系のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史が、女子柔道・阿部詩選手が号泣したことで誹謗中傷する人たちに怒りを感じると語っていた。
岡村隆史:本当にもう怖いのが、まだ誹謗中傷したりする人たちがいんねんなぁと思ってさ。
矢部浩之:うん、もうあれを報道するからアカンねん。
岡村隆史:そうやねん。
矢部浩之:もうホンマに思う。
岡村隆史:アホみたいな奴がそんなことすんねん、一生懸命な人に。
矢部浩之:なんで乗っかんの?くだらないなぁとは思いますけどもね。
岡村隆史:いや、ホンマそうやねんなぁ。なんでそんなことすんねやろな。
矢部浩之:うん(笑)
岡村隆史:一生懸命頑張ってる人を。あと、そのまたあんまり言うてね、こっち側にまたなんか変な火の粉飛んでくんのもあれですけど。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:選手が負けて、泣いたことによる批判とか。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:あれもだから…
矢部浩之:もうホンマだから何気なしなんやろな。事の重大さを考えてやってないやろな、もちろん。凄い軽くやってんねやろなぁと思うけどね。
岡村隆史:うん。
矢部浩之:「あの映画、あの漫画楽しみにしてたのに、あんなストーリーになってもうた」とか。「ああはなって欲しくなかった」みたいな、軽い。
岡村隆史:それなんでそんなさ、書き込むのかな。ほんでわざわざ選手のSNSに、そういうの書き込んだりとか。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「もうホンマそんなんやめへん?」って思うねんけどなぁ。
矢部浩之:やめへんねん。
岡村隆史:でも、中には…俺なんか普通にあれ泣いてんのって、「あ、そんだけ悔しかったんや。それはプレッシャーもあったやろしなぁ。オリンピックやもんなぁ」って思うねんな。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:でも、「あれはどうなんだ」っていう識者みたいな人がやっぱいるわけ。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:武士道としてどうなんだ、と。自分の勝ち負けしか考えてない。相手へのリスペクトを怠っていた、武士道っていうものがない、みたいな。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「そうなの?」って思うねん。
矢部浩之:じゃあ逆に言うて、金メダルとって喜びすぎてもダメっていうことになるよね。
岡村隆史:どっちやな。
矢部浩之:いやいや、「やったぁ!」は言うてもええやろ。「クソッ!」は言ってもいいでしょ。
岡村隆史:なぁ。そんだけ涙するっていのは、そこまでの過程があるわけやんか。死ぬほど練習してきて、自分を追い込んで、追い込んで負けてしまった。みんな応援してくれた、サポートしてくれた人に本当申し訳ないっていうことやんか。
矢部浩之:インタビューまで見て言って欲しいよね。
岡村隆史:それを普通にテレビ見て。もちろんそんな人は練習も見てきてない、どんだけ追い込んできたかも見てきてない。で、「あれはどうなんだ。相手に対してリスペクトがない」と。
矢部浩之:うん。
岡村隆史:「自分の結果しか考えてない」って。そんなこと言う?そんなこと書く?
矢部浩之:ふふ(笑)そんなこと言うやし、そんなこと思う?
岡村隆史:思う?見てて思わへんやん。