2024年7月13日放送のMBSラジオのラジオ番組『ヤングタウン土曜日』にて、明石家さんまが、次長課長・河本に母親の生活保護受給問題の記者会見で「とにかく笑わしにかかれ」とアドバイスをしたところ予想外の結果になったと告白していた。
リスナーメール:中山秀征さんが、30年前にラブホテルに行った時に、スクープされた事件を振り返っていました。初のスキャンダルを起こして、記者会見を開くことになり、落ち込んでいたヒデさんは、突然さんまさんから電話がかかってきて、「笑わしてや」と言われ、肝が座ったと言っていました。
さんまさんとヒデさんと言えば、初共演でヒデさんが楽屋に挨拶しに行った時に、さんまさんが「おお、好きに来いや」とおっしゃった有名なエピソードがありますが、人生の大事な節目節目に、さんまさんの名言を聞けてヒデさんは幸せ者だなと思いました。
明石家さんま:ああ、なんか覚えてる。とにかく落ち込んでて、アイツはまぁああいうところ真面目やから。
二瓶有加:はい。
明石家さんま:ええねんけども。「これ、連絡したらなアカンわ」と思って。
二瓶有加:うん。
明石家さんま:「お前、笑わせよ」って言うて。
二瓶有加:へぇ。
明石家さんま:「笑わせられますかね」って言うたんですけども。で、もっと面白いのが…「面白い」って言ったら次長課長の河本に言うたら怒られるけど(笑)
二瓶有加:ふふ(笑)
明石家さんま:河本がとんでもない記者会見をせなアカン時があって。ほいで、も「こんなことありました、あんなことありまして」って。
二瓶有加:はい。
明石家さんま:で、「お前は泥棒猫か」って、はじめLINE送ったんですけど。「泥棒猫って、どういうことですか?」いう話になって。まぁ、それはええねんけど(笑)
村上ショージ:ふふ(笑)
明石家さんま:で、「明日、記者会見に挑みます」って言うて。「お前な、お笑い芸人やから。もうとにかく辛い、大変やろうけど、あの場を笑わしたら、かなり芸人としても力つけることになるから。とにかく笑わしにかかれ」と。スベってもね。
二瓶有加:はい。
明石家さんま:で、「分かりました。笑わしにかかります。明日、精一杯できる限り笑わしにかかります」と言うて、電話切って。
二瓶有加:はい。
明石家さんま:次の日、記者会見生で見てたら、もう出てくる時に大号泣してて。
二瓶有加:ああ(笑)
明石家さんま:すぐ電話かけて(笑)「お前、笑す気ないやないか」「だって怖かったんですもん」って。
二瓶有加:ふふ(笑)
明石家さんま:「40手前の男が、怖かったんですもんあるか、アホ」って言うたのは覚えてます。