2024年6月14日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、今田耕司と「ゴシップ兄弟」と言われていた時期も今は昔で興味がなくなって「変わっちまったな」と思っていると告白していた。
リスナーメール:佐久間さんのオールナイトニッポン0ゲスト、アンジャッシュ渡部さん。ダディと自分との違いについて語っていました。
「タレントのスキャンダルは聞きたくないが、カンペが出たら聞かなければならない、それが東野幸治スタイル。東野さんは現場にフロアディレクターの気持ちで行っていると言っていた。普通の人間MCだったらできないけど、ゲストに嫌われようと聞く。それが東野一門です」
「僕もその背中を追っていたが、東野さんと僕を分けたのは、ちゃんと根っこの芸人の部分を忘れてなかったところ。東野一門もちゃんと面白くなければいけない」と称賛されていました。
私はこれを聞いて、「いや、ダディはタレントのスキャンダル、根っから聞きたがってるから言ってるだけでしょ。それ、カンペにも書かれてるから、なんかあったらカンペ書いた奴のせいにできるって言うたろ」ってスタンスだと思いました。
実際のところどうなんですか?ダディ。
東野幸治:いや、全然。そんなこと何も。聞きたいなぁってあんまり思わなくなりました。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:昔は思ってました、正直。
渡辺鐘:ああ、はい。
東野幸治:昔は正直思ってました。噂の人とか、なんとかかこつけて、誰と付き合ってるとか。週刊誌載ったっていうのを聞きたい時期、正直ありましたけど。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:今、もう誰が誰と付き合ってるか、世の中、あんまもう興味ないじゃないですか。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:俺も、あんまもう分かってないというか。だからそんな聞きたい、聞きたいって気持ちは正直そんなないですけどね。
渡辺鐘:へぇ。
東野幸治:逆に自分が寂しいですけどね。変わっちまったなって。
渡辺鐘:そうですね。
東野幸治:昔は、貪るようにそういうゴシップ雑誌を読んだりとか、噂の真相を読んだりとかして。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:キャッキャ言ってたんですけど、えらいもんで、ホンマ人って変わんねんなぁって思って。
渡辺鐘:ああ。
東野幸治:寂しい限りです、本当に。
渡辺鐘:山って登るもんなんですかね(笑)
東野幸治:かも分からん、本当に。だってフライデーって今、芸能人が仕事終わり、コンビニ行ってる写真しか載ってないんですよ。
渡辺鐘:ああ、もうみんな真面目になっちゃって?
東野幸治:そうやし、張り込んでデートしてるみたいなんは、月に1回ぐらいで。ほぼほぼ埋めるためにコンビニ行ってるところとか、次の新作のドラマ撮影、目下撮影中ぐらいですよ。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:あれも、プロデューサーがフライデーかなんかに、日にちと場所だけボソッと言って、撮ってんちゃうの、ぐらいですから。
渡辺鐘:うん。
東野幸治:若いネットの人たちとか、興味ある人ぐらいしか。芸能人自身もそんな行ってないんちゃうかな、そういう意味で言うと。だから、千鳥とかかまいたちぐらいちゃうかな、芸能人のゴシップに。でも、そんなんもあんま聞かへんやろ?
渡辺鐘:うん。
東野幸治:だから残念ながら、そういう時代じゃなくなってきてるんちゃうの。