なだぎ武、引きこもり生活から一念発起して一人旅をしようと思えたのは映画『男はつらいよ』がきっかけだったと告白

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2024年5月17日配信開始のYouTubeチャンネル『千原ジュニアYouTube』の動画で、お笑い芸人・なだぎ武が、引きこもり生活から一念発起して一人旅をしようと思えたのは映画『男はつらいよ』がきっかけだったと告白していた。

なだぎ武:(引きこもり生活の)苦しい思いをしながら、映画も見なアカンなぁというので、『寅さん』を見て。

千原ジュニア:うん。。

なだぎ武:で、車寅次郎っていうのは、お前見たことないから分からんと思うけど、めちゃくちゃサイテーな男なんですよ。

千原ジュニア:うん、なんとなく分かるよ。

なだぎ武:分かる?本当に、フラフラ、フラフラ。

千原ジュニア:フーテンの寅やもんな。

なだぎ武:そう。で、そフラフラ、フラフラして。カネなくなったら、実家の団子屋に帰ってきて。妹の桜から小遣いもらって。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:で、前に住んでる工場長のタコ社長と喧嘩したら気分悪くなって、で、また出て行ってみたいな。もう要は、なんか最低な男なんですね。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:だけど、なんか最低な男やけど、「この映画の主人公なんや」と思いながら見てたら、なんかね、その最低の男の周りには、必ず人が集まるんですよ。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:なんでこの人の周りには、人が集まんねやろな、と。商店街を歩いたら、「おい、寅さん」とか声かけられて、「今日も元気か。寅さん、これ持っていきなよ」って渡される。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:この人間力なんなんやろ、と。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:で、見てたら男前でもなんでもない、四角い顔の目ちっちゃいおっさんですよ。だけど、モテるんですよね。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:で、いつもなんかラブロマンスみたいなのもちょっとありぃの。で、最後、結局振られて終わるんやけど。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:なんかその溢れ出る人情味っていうのが、何1つなかってん、俺ん中に。

千原ジュニア:おお。

なだぎ武:で、寅さんみたいになりたいなって思ってん。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:最低やけど、「この人間力、全く俺にないところや」と。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:この人間にちょっとでも近づくには、どうしたらええんやろうな。だけど、こんな人間に急になれるわけでもないから、なられへんから。この男にちょっと 近づくには、何かをしないといけないな。何をしたらいいんやろな。「そうや、一人旅をしよう」と。

千原ジュニア:おお。

なだぎ武:で、ずーっと引きこもって、もう人が嫌いで嫌いでしょうがなかった し、人と喋りたくもなかったけど、その寅さんの映画を見て、「今、何か行動しないと俺、このまま終わりそう」と思って、一人旅に出ようって決めて、それで。

千原ジュニア:おお。

なだぎ武:で、初めて全く知らんところに行くのも怖かったから、映画が好きやったから、大林宣彦の尾道三部作の舞台である尾道。

千原ジュニア:うん。

なだぎ武:『転校性』のあの転がった、あの神社の階段に行こうというので、そこに行って、初めて。

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