山里亮太、スポニチの新人記者たちを前に「ゴシップと私」というテーマで熱弁をふるった後に思わぬことに気がついて赤面「みんな実は…」

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2024年4月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、スポニチの新人記者たちを前に、「ゴシップと私」というテーマで熱弁をふるった後に思わぬことに気がついて赤面してしまったと明かしていた。

山里亮太:スポニチさんに行ってきて。で、新人の方に喋るっってことで。心得とか、スポーツ紙ってことで、色々な芸能のニュースとかもなったりとかするわけじゃない。

だから、もうみんなそういうね、僕が呼ばれてるってことは、そこら辺の話かなと思って。芸能の言ったら、ゴシップと私、みたいなテーマで喋るわけですよ。

「こういうことで、こういう時にこういうことがあって。で、こんな記事にされて、こういう風に思って」とか。「だからね、皆さん。書く時には、そういう風な気持ちになったりする人がいるんですよ」と。

「こんなゴシップ…僕はこのゴシップは、こういう切り口で見てるんで楽しめましたけど、これ一点、筆の調子を変えてこう書くと、物凄い悪いことしてるようになる。でも、皆さんの今、筆の力ってのはそういうもんなんですよ」って話をして。

「今ほど、筆の力が強い時はない。ですから、物事を描く時には、そこに信念を持って。ゴシップって言われないような記事を書くのが大事じゃないですかね。で、芸能の世界、そうやって皆さん色々取材することもあって。で、芸能の人たち、そういう時にこういう風な心構えで、芸能と向き合うとは…」って、色々言わてもらって。

「どうですか?」って話をして。「僕ばっか喋っちゃったから、ちょっとみんなにも聞きたい。みんな、なぜここに来たんだ?」って聞いたら、みんなスポーツ記者だったのよ。

恥ずかしかったね…全員。なんで来たかって言ったら、「昔、自分が辛いことがたくさんあった時に、自分の親が大好きなチームが優勝した、その優勝した時の思い出に、新聞をずっととってあった。自分もそれを見た時に、凄く勇気を持たせてもらった。だから、僕もこういう勇気を持たせる記事を書きたい」って。

全員、そんな感じなのよ。「私は、箱根駅伝に勇気をもらったので、一人でも多くの方に箱根駅伝というのは、上位チームもそうだけど、他のチームにもこんなドラマがあって、そして人はドラマを知ることによって、凄く熱狂して、そのスポーツを見ることができる。その一助となるような文を書きたいんです」って言ってる、もうキラキラした目で自分はこのスポーツが好きで、このスポーツをもっと広めたい、と。

「こんなに素晴らしいコンテンツなんだ、このスポーツは。なのに、なぜこうなんだ。それを変えていきたい」って全員が言ってる時の、俺のこの背中を伝う汗の冷たさ。そして、自分の愚かさ。

直前までね、「こういうスポーツ紙に来るということは、芸能ゴシップ大好きなんだろ」みたいな感じで、芸能ゴシップをたくさん伝え、「書かないでよぉ」なんて言いながら。「実は、コイツってこんな奴なんだよ。書かないでよねぇ」って。

そこまで言って、書かないよ。スポーツをやりたいんだから。顔真っ赤よ。

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