2024年3月24日放送の読売テレビ制作の番組『川島・山内のマンガ沼』(毎週日曜25:28 – 25:58)にて、お笑いコンビ・麒麟の川島明が、凄まじく高い画力で描かれた江戸の職人たちの漫画『神田ごくら町 職人ばなし』をおすすしていた。
川島明:『神田ごくら町 職人ばなし』、これめちゃくちゃいいですね。
山内健司:はい。
川島明:坂上暁仁先生。2021年に連載を開始されました。今は、ウェブ漫画誌トーチウェブにて連載中。
山内健司:はい。
川島明:単行本、1巻までしか出てませんが、もう凄いんですよ、注目度。「この漫画がすごい2024 オトコ編」は第3位。「この漫画を読め 2024年」第1位、出版社コミック担当が選んだおすすめコミック2024 第1位。
山内健司:へぇ!
川島明:「マンガ大賞2024」ノミネート10作品に選出…DHCみたいですね。
山内健司:延々続いてく(笑)
川島明:何の1位やねんっていう(笑)でも、これはホンマに凄いランキングやから。
山内健司:いや、凄いですよ、これは。
川島明:1巻でやで。これ、江戸時代の職人たちの技と意地を描いた漫画なんですよ。
山内健司:ふふ(笑)渋い。
川島明:渋いんですよ。第1話、桶職人、刀鍛冶職人、紺屋。
山内健司:あ、オムニバスじゃないですけど…
川島明:そう、そう。だから、ストーリーももちろんあるんですけど、言うても桶屋さんの短編があったり。
山内健司:なるほど。
川島明:まず、最近読んだ漫画の中で一番絵が上手いですね。
山内健司:へぇ。
川島明:もう凄いです。刀鍛冶とかやってても、熱が凄い伝わってくるわ。
山内健司:これ、凄いですね。
川島明:打ってるところとかね。あと、ひたすら「刀ってこうやって作るんだ」ってことが、図鑑のように、絵で分かるんです。
山内健司:へぇ。これ、ストーリー的には、それぞれ仕事への熱を描いた漫画ってことですか?
川島明:そう。
山内健司:敵対桶屋が…とかそういうことじゃなくて?(笑)極悪桶屋が(笑)
川島明:そういう、山内さんが好きな展開ではない(笑)でも、桶対職人、みたいな。より良い桶を作るには、より良い着物を染めるには、より人が休める畳を作るには、みたいなことをやってくるわけですよ。
山内健司:渋いですね。
川島明:渋い。これはぜひ、めちゃくちゃおすすめです。