麒麟・川島、「天才vsストーカー」という新機軸の野球漫画『シキュウジ』を紹介「天才と、天才に憧れ過ぎたストーカーが戦う」

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2024年3月24日放送の読売テレビ制作の番組『川島・山内のマンガ沼』(毎週日曜25:28 – 25:58)にて、お笑いコンビ・麒麟の川島明が、「天才vsストーカー」という新機軸の野球漫画『シキュウジ』を紹介していた。

川島明:『シキュウジ』知ってます?

山内健司:いや、読んだことないです。

川島明:知らないですか。『シキュウジ -高校球児に明日はない-』原作 大沼隆揮先生、漫画 ツルシマさん。

山内健司:はい。

川島明:講談社でございます。

山内健司:はい。

川島明:2023年ヤングマガジン、ヤンマガwebにて連載。2024年1月に完結して、第3巻は3月6日に発売。

山内健司:へぇ。

川島明:この漫画のオモロイのは、物語の最初に両エースの投げ合いで始まるんですけど。

山内健司:うん。

川島明:延長45回までいくんですよ(笑)

山内健司:うわぁ、イッてるなぁ。

川島明:はっはっはっ(笑)15回までやってダメだ…で、3日目目に突入して。

山内健司:凄いなぁ。

川島明:で、右の子が星秀高校のエース、神の子・天城雄大っていう天才。生まれながらにして野球の才能凄い。

山内健司:はい。

川島明:でも、親父めっちゃ厳しいんで、寿命、魂を削ってめちゃくちゃ練習するんですよ。

山内健司:うん。

川島明:なので、リトルリーグの時点から誰も打てない。

山内健司:はい。

川島明:ピッチャーもバッターもやってるんですけど、誰も打てない、かすりもしない。

山内健司:うん。

川島明:でも、「これプロ相手だったら12点とられてますよ」って言うぐらいストイック。もう選ばれし天才なんです。でも、こういう漫画よくあるじゃないですか。

山内健司:はい。

川島明:絶対的エースがいて、どこまで通用するのか、みたいな。でも、問題はですね、左側にいる白王学院のエース、怪物・佐藤さとる君。このさとるが大分、ヤバイ奴で。

山内健司:ああ。

川島明:右の雄大君に戦うんですけど、手も足も出ないんですよ。こんだけの差をつけられて、悔しいんですけど、興奮してしまうんですよ。

山内健司:うん。

川島明:「こんな凄い奴がいるんだ」って、性的興奮を覚えてしまう。で、「負けてこんなに気持ちいいのなら、打てたらどこまでいくんだ?」って。

山内健司:ほう。

川島明:で、僕が一番さとる君のエピソードで「ヤバ」って思ったのは、学校の宿題で、粘土で好きなものを作りましょうって。

山内健司:うん。

川島明:ほんなら、さとるは雄大君を作り出すんです。で、いじめっ子が来て「なんやねん、気持ち悪い人形作って」って、えーいって潰すんです。ほんなら、間髪入れずその手にシャーペンバーン刺して。

山内健司:ヤバ。

川島明:で、潰されたから、これ提出できない。ほんなら先生が「できてないから居残りね」って。同じく粘土が下手で居残りしてる子とやってて。「何作りたかったん?」「雄大君、憧れの野球選手がいんねん。同い年の」って言うて、もう一回作る。

山内健司:うん。

川島明:ほんで、完成して「よかったね」って言われた瞬間、さとるがバーン潰すんです。

山内健司:え?作ったのを?

川島明:うん、これで完成なんです。

山内健司:ああ。

川島明:コイツを潰すことが目的やったから、神の子・雄大に対してのストーカー、さとるがどんどん、どんどん近づいてくる。

山内健司:うん。

川島明:これは新しいですね。天才と、天才に憧れ過ぎたストーカーが戦うっていう。3巻で終わるんですけど、めちゃくちゃ濃い作品です。

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