2024年3月18日放送のニッポン放送系のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月-金 11:30-13:00)にて、放送作家の高田文夫が、「忠犬ハチ公」は日本が戦争へ向かう中で「時代が作ったヒーロー」であると語っていた。
高田文夫:ハチ公、ウチのおふくろが育てたんだからね、お前。
松本明子:ふふ(笑)
高田文夫:エサやって。「バカハチがよぉ、腹空かせてウロウロするからさぁ」って。
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:駅前行って、「バカハチがよぉ、本当に」って。ウチに写真あったよ、エサあげてる写真が(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:先生がな、医者の先生が死んじゃったわけだよ。
松本明子:はい。ずーっと待ってて。
高田文夫:それ分かんないで行ってるわけだよ。
松本明子:はい。
高田文夫:だから駅前が屋台がいっぱい出てたから、渋谷ってのは。
松本明子:はい。
高田文夫:だから人がいいからさ、みんなエサあげてたんだよ、ウチのおふくろとか。
松本明子:はい。
高田文夫:で、当時はいよいよ戦争へ向かっていくだろ。
松本明子:ええ。
高田文夫:「忠君愛国」って言ってるからさ。だから、犬までがね、こうやって一生懸命待ってるってさ。
松本明子:はい。
高田文夫:祭り上げられちゃったんだよ。
松本明子:ああ。
高田文夫:本当の話じゃないんだよ。で、「忠犬」とかって言ってさ。時代が作ったヒーローだよな。本当は嘘の話なんだよ。
松本明子:ああ(笑)
高田文夫:それ言っちゃいけないんだよ(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:俺だけだよ、これ言ってるの(笑)ダメなんだけどさ(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:知り合いの人から言われんだよ、「高田さん、あんまり言わないでください」って(笑)「ハチ公バカとか、待ってなかったとか言わないでください」って言われちゃうんだけどさ(笑)
松本明子:はっはっはっ(笑)
高田文夫:でも、本当の話はそうだよ、真実はな。
松本明子:はっはっはっ(笑)