2024年3月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、「日本のお笑いはレベルが低い」と批判する人に思うことについて語っていた。
リスナーメール:ある日、ロールスロイスに乗った紳士が銀行にやってきてこう言った。「すまんが、この車でお金を融通してもらいたいんだが」。
銀行員はその紳士の見なりと高級車に、「こちらのお車でしたらば、10万ドルご融資いたしますが」。しかし、紳士は「いや、5ドルでいい。1週間後に必ずこの5ドルは返すから」と言い、きっちり1週間後に戻ってきた。
紳士は5ドルを返し、ロールスロイスのキーを受け取りこう言った。「空港の駐車場だったら、500ドルとられていたよ」。
伊集院光:多分、俺もこれジョークの本で見た気がする。だからジョークとして発生して、クイズとかだと多分、「なんでこうしたんでしょうか?」っていうタイプのクイズだと、今も使える「面白いクイズだね」って言われるのかなって、今ちょっと思ったな。
ジョークとしては難しい。だってこれ、急にさ、「ちょっと面白い話があんだよ、河野」っつって、俺がこれ始めるじゃん(笑)で、最後「空港の駐車場だったら500ドル取られてたね」なんつって。お前、どうする?(笑)「あ、ごめんなさい、ちょっと携帯…」って言うよね。そのまま表に出てくもんね。
いや、なんか送ってくれる人がいてよかった。あと、あるんだね。やっぱどうやらデーブ・スペクターさんとかが「とっておきのやつを出してました」みたいな話もまぁまぁ来てたね。
で、いて俺よくわかんないんだけどさ、「日本の笑いはレベルが低い」みたいな話になるじゃん。で、おそらくさっきのロシアとアメリカを比喩した、上手くできたアメリカンジョークみたいのがないことを、「レベルが低い」って言われても、それを求めてねぇしっていう(笑)
「それがないと、お笑いの上下で下だって言っているあなたのセンスが、日本では多分それほど認められることはないよ」って結構思ったりするね。
あとはそのアメリカンスタンダップコメディの人が、今これを作ってるだろうね、最新のやつ。最新のやつ、どんな感じなのかなぁ。フルシチョフがプーチンになっただけのやつも多いとは思うんだけれども。