2023年12月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、THE Wの代打MCを務めるには「二つの大きな壁」があったと明かしていた。
山里亮太:連絡が来た前日、打診が来て、吉本興業に代打山里、無理でしょうかって。
で、そうなってくると、色々大人の事情で確認があるんですよ。まず一個、シンプルにまその土曜日は朝、生放送を大阪でやってますんで。で、帰ってきてから、僕のスケジュールで、『ねほりんぱほりん』の収録がございましてね。
その収録が7時半までなんですよ。で、『ねほりんぱほりん』が結構、時間をしっかり取ってて、話が盛り上がるんで大体、30本は押す。通常8時ぐらいの収録。ちょっとどころか、もう間に合わないんですよ、THE Wは7時スタートですから。
っていうので、まずこの時間を全体的にずらすことができるかどうかっていう、一個の大きな壁ね。で、それも『ねほりんぱほりん』俺だけだったらいいんですけど、YOUさんがいて。で、さらに『ねほりんぱほりん』は掘る対象として、色んなスペシャリストの方というか、テーマを持ったブタさんになる人たち、まぁ一般の方ですよ、言ったら。
だから、その人たちにはもう前もって「この時間で」って言ってるから、その人たちごと数時間前にするってことを、NHKさんにお願いすることの難しさもある。それがまず無理だったら、もうそもそも間に合わない。遅刻して登場がありなのかどうかっていう話になってくる。
だから、ずらせなかったら遅刻して登場というので、日テレさん大丈夫ですか。で、ずらしてもらえたら、飛び込み。それでも飛び込みになります。そういう状況で大丈夫でしょうかって、日テレさんはそれでOKです、と。
で、NHKさんはどうでしょうかって言って、『ねほりんぱほりん』サイドが、その前日に 動いてスケジュールを全部、1時間半ぐらいドンと前にやるっていう。その代わり、『土曜はナニする』終わったら、飛び出しですぐ来てください。そのままNHK入ってすぐ、収録スタートですみたいな感じになって。
で、これはOKになって。で、もう一個大きいのが、これまた僕はありがたいことに、ABCお笑いグランプリのMCをずっとさせてもらってるんです。で、賞レースのMCを何個もやるってのは、さすがにちょっとこうカラーがあるから、あんまりいいものではない。だって、その顔なわけですから、一応司会は。
もちろん主役は演者さんたちですけど、賞レースの顔が、他でもまぁ言ったら裏かぶりじゃないですけど、なるのはABCさん的にそれがいいのかどうかっていうので、ABCさんに確認。
で、この2つの壁を超えないと無理で、その壁の答えが出るのが当日だったの。その全ての壁クリアできて、GOって言えるのが当日だったっていう。で、当日にGOが出たの。本当にNHKさんも、ABCさんも、もうそれは「どうぞ、お貸ししますよ」と。