伊集院光、AIで手塚治虫の新作を制作するプロジェクトが第一弾の時より「トーンダウン」している理由

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2023年6月12日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、AIで手塚治虫の新作を制作するプロジェクトが第一弾の時より「トーンダウン」している理由について語っていた。

伊集院光:ネットニュースで見たんだけどさ、手塚治虫の新しい新作漫画をAIを駆使して作ろうみたいなプロジェクトの第2弾が始まって。

結構前2020年ぐらいにそれ、第1弾があって。それはなんか作とかも、なんとかプロジェクトが作で、要は手塚治虫がAIで蘇る、みたいなやつだったの。

で、今回はそれの第2弾ってのが出るんだけど、今回は、なんかこういろんなところをAIに助けてもらいながら、手塚治虫のやりたかったことであろうことを、今生きてたらこんなことを…『ブラックジャック』の最終話を書くとしたら、こんなのを描くんじゃないかっていうのをやってみようってプロジェクトが始まったのね。

で、これね、面白いなと思ったのは、前回の時は「全部AIがやる」みたいな描き方だったの。全部AIが、全て今凄いことになってるから、AIが手塚治虫の過去作品を全部分析した上で、ストーリーを作り、絵を作りというのをやっていく。で、まさに新しい時代、手塚治虫が漫画に描いていたようなコンピューターの世界が、手塚治虫に代われるのか、みたいなプロジェクトだったのが、今回はストーリーとかいろんな人が関わって。

で、AIが手塚治虫の新しい漫画を描こうというプロジェクトのお手伝いをしますってなってんのね。トーンダウンしてんのね(笑)で、それは何で起こるかっていうと、前、出来もしないことを言ってるからなんだよ。

前の段階で出来もしないことを、アドバルーンで上げて、大げさに言ってんだよね。で、それがなんでゲームの話と繋がってくるかっていうと、昔、全て3DCGで出たファイナルファンタジー。「プレステのファイナルファンタジーは、全部3DCGだ」って言われて、こうやってやってた。

やってて、「すげぇ、全部3Dになっちゃうじゃん、プレステに来たら」って思ったんだけど、種明かしをすると遠くの方の背景とかは、書き割りなんだよね、あれ。書き割りをそれらしく動かして見せてたわけ。

で、ほとんど3DCD、リアルタイムで動いているところっていうのは、上手に合わせてるからわかんないだけで、キャラクターだけなんだよ。だけど、「全て3DCGでやりましたよ」みたいな。

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