2023年5月31日放送のニッポン放送系のラジオ番組『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水 27:00-28:30)にて、テレビプロデューサーの佐久間宣行が、ブランド品を身に着けたり「個性派ディレクター」の格好が絶対にできないと思っている理由について語っていた。
佐久間宣行:自分の呪いがあって。この呪い、どうやったら解けるのかなって思って。
高いものとか、奇抜なものとか、カッコイイもの、ブランド品とかをつけられないの。
これね、上手く説明できないんだけど。
昔、ちょっと給料が入った時に、今の奥さんに、「なんか本当に安い服とかしか着てないから、つけてみたら?」って言われて、時計も買ってみたことあるんだけど。それつけてたり、ちょっと高いもの着てると、「その割に、俺の企画こんなもんか?」とかって思っちゃう(笑)
その呪いがあるの。だから、事務所とか部屋とかも、全部良くしようと思っても…「事務所良くするだろ、で、ここに他の人たちが打ち合わせに来るだろ、他の人たちが。で、俺、2時間アイデア出なかったとするじゃん…もうダメじゃん、死んだ方が良くない?」とかって思っちゃうんだよ。
これがね、20代の働き始めの時からの初任給とかで買った時から、もうやっぱダメなんだよね。それ、何なんだろう。金髪とかもってのほかよ、俺できない。俺、金髪にしたら、Netflix年間ランキング1位とらないとダメだと思う(笑)
そんなことないのよ。他の人ににはそんなこと…あ、ちょっと思うな。やっぱ個性派ディレクターのVTR、「お前、個性派ディレクターの格好してきてんだったら、ちゃんと編集しろよ」って、心の中で思っちゃってるもん、やっぱり(笑)
呪いね、呪いなんだよ(笑)それがなぁ…だから、自分の落ち着くものとかそういうの…俺が身の程を考えしすぎると思うんだけど。
だからね、部屋とかもねずっとカラーボックスとか置いちゃう。だから、ユニクロとかZARAぐらい着てて、今のまぁたとえば「Netflixで1位とれました」ぐらいで、「まぁまぁ、そうだろうな。そう、これで大丈夫」って思っちゃう(笑)