2023年5月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、ナインティナイン・岡村隆史に対する「劣等感に押し潰されそうになっていた」ことが『ジャングルTV タモリの法則』を降板した理由であったと告白していた。
伊集院光:(『ジャングルTV』)大喜利みたいなコーナーがあるんだけど、それがもうシャレた番組を作ろうとして。スカパラが、東京スカパラダイスオーケストラ…みたいな人たちが生でいて。ホーンセクションが凄い大人数いて。
で、この人たちが生演奏して、ブリッジ代わりにみんながダンスを踊って大喜利を喋るっていうコーナー。このダンスが嫌で嫌で。もうダンスの憂鬱さで大喜利どこじゃないみたいな状態。
全く結果出せなくて、ただ岡村君は吉本の学校仕込みの。まぁ、後にそれこそさ、モー娘だの、EXILEとかと匹敵するような踊りをする人だから、めちゃめちゃ跳ねるわけ。ネタも面白かったし。で、もうその劣等感に押しつぶされそうになってて。
そしたら、ちゃんと事務所の許可がとってやってたはずなんだけど、なんか途中から…なんかのいざこざのついでに、ニッポン放送の偉い人が、「裏かぶりじゃねぇか」みたいなことを言ってきて。
で、その時のマネージャーも、「いやラジオとテレビで、ちゃんと言ったはずじゃないですか」と。「最初に許可も取ってやってるじゃないですか」みたいな。
「だったら帯の10時から1時のラジオなんかしてたら、伊集院を売り出すことなんかできませんよ」みたいな喧嘩になってたんだけど、俺が「いや、まぁまぁ」って。「裏かぶりは良くないから」って言って、仕方なく降ろされた体で降りていくっていう(笑)
岡村君は、裏かぶりのトラブルで辞めたと思ってるけど、俺はすごいホッとしてて。「良かった」って。「もう絶対、こんな人たちと対等にやることなんかできない」と思って。「地道におしゃべりを磨こう」みたいな(笑)
そんなのをちょっと思い出したりしながら。