2023年2月24日放送のABCラジオの番組『東野幸治のホンモノラジオ』(毎週金25:00-26:00)にて、お笑い芸人・東野幸治が、カズレーザーとプライベートで「二人でドライブデート」をすることになった理由について語っていた。
東野幸治:カズレーザーと二人でドライブデートしてきました。…カズレーザーと朝8時、8時半ぐらいに待ち合わせして、二人でドライブに行くっていう約束をしてたんですよ。
渡辺鐘:え?お仕事?
東野幸治:いや、半ば半分以上はプライベート。ホンマに別にマネージャーもいるわけではなく、勝手にカズレーザーと「行こか」って決めてっていう。それは何かって言ったら、『不夜城はなぜ回る?』って番組で、年末に放送した、埼玉県の秩父にある「哀愁のふるさと館」っていうところに行くことになって。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:プジョルジョディレクターが行って、「何してるんですか?」って言ったら、70歳ぐらいの年齢で、40年間、お盆も正月もなく、一日17~20時間ぐらい、ずっと古民家を完コピしてる、と。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、家に上がり込んで、「上がってくんな」って言ったら、ごめんなさいって帰って。次の日も「中見せてください」「入ってくんな」みたいなことの繰り返しで家に上がり込んで勝手にタンス開けたり、仏壇開けたり(笑)写真撮りまくって、嫌がられて、その資料を下に手作りで古民家のミニチュアを作り続けるドキュメントを見て。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:これめちゃくちゃおもろいし、言葉悪いけど、狂気の沙汰やな、みたいなの思ってたんです、本当に。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:ホンマの古民家の壁にクモの巣張ってたら、ホンマにそこからクモとってきて、ミニチュアにクモ放してクモの巣張るのずっと待つ、とか(笑)
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、古民家の横に竹みたいなの置いてるじゃないですか。それもスプレーで汚しかけるんじゃなくて、7年ぐらいそれ置いて、いい具合に同じ色になるのを待って作ったりとか。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:仏壇も器用に作ったり。仏壇を作るために、弟子入りをする、みたいな。っていうところがあって、「これ行きたいなぁ」って言って、カズレーザーがスタジオにおって、「行こか?」みたいなことを言うてて、「行く」言うてLINE交換して。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:そしたらスタッフから「オンエアするまで行かないでください」って言われて。
渡辺鐘:ふふ(笑)
東野幸治:ピンときました、変人やな、と(笑)
渡辺鐘:はっはっはっ(笑)
東野幸治:揉めて「オンエアすな!こんなのやってられっか!」ってなったら。だってね、縮毛パーマの青白いヒゲのおじさんと、かたや真っ赤っ赤の金髪の人がやってきたら、向こうの人もビックリするし。
渡辺鐘:ふふ(笑)
東野幸治:で、万が一態度悪いって思ってオンエアしないでくれって言われたら困るから、「とにかくオンエアまで待ってください」って言われて。
渡辺鐘:はい。
東野幸治:で、2月のついこの間、日を決めて行こかって、二人で。カズレーザーのマンションの住所教えてもらって、あれ運転免許持ってないから、迎えにいって(笑)
渡辺鐘:ふふ(笑)
東野幸治:「カズレーザー、下つきました」「すぐ降ります」みたいなんで、降りたらいつものように真っ赤っ赤やし(笑)
渡辺鐘:ふふ(笑)
東野幸治:で、片道1時間半。あれやこれや、何を質問しても全部答えてくれるから。めちゃくちゃ賢いし、あっという間に1時間半。
渡辺鐘:はい。