古舘伊知郎、みのもんたの「カバン持ち」時代にお土産で頼まれた越乃寒梅を6本背負って新潟から東京へ運んだ過去を告白

2019年10月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『古舘伊知郎 日曜天国』(毎週日 10:00-11:55)にて、安住紳一郎が夏休みで不在となり、代打で登場した古舘伊知郎が、みのもんたの「カバン持ち」時代にお土産で頼まれた越乃寒梅を6本背負って新潟から東京へ運んだ過去について語っていた。

古舘伊知郎:僕がアナウンサーになって43年なので、42年前です。

中澤有美子:はい。

古舘伊知郎:僕が、みのもんたさんのカバン持ちみたいなことをやってまして。みのさん、まだ文化放送のアナウンサーで。僕の高校、大学の大尊敬する10年上の先輩なので、僕は慕っていて。

中澤有美子:はい。

古舘伊知郎:テレビ朝日の局のアナウンサーのくせに、時間があった時は必ずみのさんのカバン持ちをやってたんです。

中澤有美子:へぇ。

古舘伊知郎:で、銀座のクラブとかお付き合いしてて。「古舘、俺のバッグ持ってくれる?」みたいな話で、やってたんです。

中澤有美子:へぇ。

古舘伊知郎:その時、たまたま銀座でまた呼ばれて、みのさんのお供をしていた時に、「明日、僕、新潟の長岡厚生会館っていうところでプロレスの実況中継で出張行くんです」って。

中澤有美子:はい。

古舘伊知郎:「あっ、新潟行くの?古舘。あ、そう。越乃寒梅っていう清酒が流行ってるよね、新潟のね。なかなか東京で手に入らない、赤坂辺りでもね。もしあったら、買ってきて」なんて言われて。

中澤有美子:ふふ(笑)

古舘伊知郎:「はいっ、もしあったら必ず買ってきます」って。僕はね、ダメかと思ったんですよ。今みたいにお取り寄せだの、通販だのっていうのがない時代ですから。

中澤有美子:ああ、そうですね。

古舘伊知郎:新潟で、物凄い幻の名酒と言われた越乃寒梅、行ってもないだろうと思って。

中澤有美子:ええ。

古舘伊知郎:ましてや、長岡。新潟ったって広いもんね。長岡の地元のお酒じゃないって分かってたので。

中澤有美子:はい。

古舘伊知郎:で、長岡の駅で降りて、ビジネスホテルに入って。「さぁ、中継だ」っつって緊張してる時に、ちょっと1時間ぐらいあったんで、ビジネスホテルから外に出て、ちょっと最寄りの酒屋さんなんぞ探してね。

中澤有美子:はい。

古舘伊知郎:そこであれば、と思って。ビジネスホテル、小っちゃなところのホテルの往来に出た瞬間、隣がデッカイ間口の酒屋さんだったの。

中澤有美子:おうっ!

古舘伊知郎:これは、あるかどうかは別としてもラッキーだって思って。

中澤有美子:はい。

古舘伊知郎:で、入ってったらよく分かったんですけど、閑散としてるんですよ。

中澤有美子:ああ。

古舘伊知郎:全然、誰もいないんですよ。奥の方に人の気配がするんですよ。だから、酒屋さん、小売店と思ったのが、酒問屋さんだったんですね、大きな。

中澤有美子:ああ。

古舘伊知郎:で、「すみません、すみません!」ってちょっと声を大きくしたら、奥から60がらみの女性がスーッと出てきて。小売店じゃないから、「いらっしゃいませ」とは言わないの。「あ、何か?」って言われて。

中澤有美子:ええ。

古舘伊知郎:お酒がいっぱい並んでるんですよ。「すみません…越乃寒梅はないですよね?」って言ったら「あら」って。

中澤有美子:ああ。

古舘伊知郎:「あなた運が良いわね。長岡で越乃寒梅を扱っているの、ウチだけよ」って言われて。

中澤有美子:わぁ。

古舘伊知郎:「何本持っていくの?」って言われたんですよ。僕が、謙虚に言ったからよかったんですね。「ないもんでございましょうか?」みたいな。

中澤有美子:へぇ。

古舘伊知郎:「何本持っていく?」って言うから。ここはね、大きなつづらと小さなつづらじゃないですけど、本当に欲深でしたね。「6本」っつっちゃったんですよ。

中澤有美子:おお(笑)

古舘伊知郎:「何本持っていく?」「6本」って。ああ、ちょっと欲深と思って。

中澤有美子:ええ。

古舘伊知郎:ウチの親父も酒好きだから親父にあげようとか。

中澤有美子:ああ、そうですね。

古舘伊知郎:で、みのさんに2本あげようアナウンス部にも1本持って帰ろうとか、色々。で、「6本」って言ったんですよ。

中澤有美子:素敵、素敵。

古舘伊知郎:「6本?分かった。じゃあ6本、あなたに分けてあげる。その代わりどうするの?」って言われたんですよ。「どうするの?どうやって持って帰るの?」って。だって、宅配便も何もない時代ですから。

中澤有美子:ええ。

古舘伊知郎:6本、持っていくの大変ですよ。先輩の荷物持たされて。アナウンサー徒弟制度の時代ですから、スポーツアナ。

中澤有美子:ああ、そうですよね。

古舘伊知郎:先輩のバッグを持たされて、自分のバッグを持って。もう手が塞がってるじゃないですか。6本分、どうやって持ち帰るか、東京まで。

中澤有美子:ええ。

古舘伊知郎:宅配便で送れないし。「どうしましょうかね…」っつったら、「ああ、分かった。じゃあ、あれ特別にあなたにあげる」って言われて、また奥に入ってって。そしたら、木の大きな背負子(しょいこ)。

中澤有美子:ふふ(笑)

古舘伊知郎:白木でできてる、もう縦・横・斜めの背負子。で、荒縄がグーッと2本通っててね、綺麗な放物線を描いていてね。ガーッと背中に背負って。

中澤有美子:ふふ(笑)

古舘伊知郎:行商の方がやってる。そこに2本、2本、2本、幻の越乃寒梅。しかも、その背負子の中が丸く切ってあって。ちゃんと一升瓶が配達する時に、割れないように丸く切ってあるの。

中澤有美子:ああ、ガタガタしないように。

古舘伊知郎:だから、紙の箱を取って、裸の越乃寒梅を2本、2本、2本。段差があって。セットアップになっているんですね。2本、2本、2本で計6本、半ダース。グッと荒縄で背負子で背負って。

中澤有美子:ふふ(笑)

古舘伊知郎:左に先輩の荷物、右に僕のバッグを持って、階段を上り下りして、ホームから新潟から東京。新幹線もない時代、東京に戻って。

中澤有美子:ああ、そうか。

古舘伊知郎:ずーっと背負子で移動していましたよ。

中澤有美子:はっはっはっ(笑)

古舘伊知郎:で、アナウンス部行って、荷を下ろして、アナウンス部に1本置いて、家に2本持って帰って、みのさんに2本贈呈するんですよ。

中澤有美子:わぁ(笑)

古舘伊知郎:こんな話なんです、大したオチはないんですけど(笑)

中澤有美子:ふふ(笑)

古舘伊知郎:あの宅配がない時代。ネットもない時代。偶然が偶然を呼んで、隣が酒問屋だったとか、色んな幸運があって。

中澤有美子:ああ、そうですね(笑)

古舘伊知郎:みのさんも喜んでくれて。

中澤有美子:そうですね(笑)

古舘伊知郎:「2本?嬉しいね、古舘。銀座行こう」ってまた言ってましたね(笑)

中澤有美子:ふふ(笑)

古舘伊知郎:懐かしい話なんですよ。

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