2022年12月21日配信開始のTBSラジオ『たまむすび』特別配信Podcast「博多大吉、『M-1グランプリ2022』を振り返る。」にて、お笑いコンビ 博多華丸・大吉の博多大吉が、さや香のM-1グランプリ2022決勝での「5年での大幅な進化」に驚いたと語っていた。
博多大吉:いや、素晴らしかったですけどね。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:とんでもない漫才師やなって思いましたね。
赤江珠緒:ああ。
博多大吉:僕、5年前に審査員したときに、同じPodcastでさや香が出てたんで触れたんですけど、この時のさや香は、あんまりよくなかったんですよ。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:ウケるけど、やっぱり誰かの影響が強いっていうか。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:ぶっちゃけチュートリアルの徳井君とか、ダイアンのユースケ君とか。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:なんか要所要所でボケるけど、「それ、でもあの人だよね」っていうののドッキング漫才に見えたから。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:あんまり点数が伸びなくて。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:でも、あの時点で3年目だったから。3年目であのスタイル確立しちゃったから、ここからどうするのかなぁっていうのが。
赤江珠緒:そっか。で、5年ぶりの決勝だから、まさにそこから大吉先生、ちょうどですね。
博多大吉:ねぇ、5年経ってみたら、まずボケとツッコミ入れ替えてたんですよ。
赤江珠緒:ああ!
博多大吉:で、「おっ」と思って。で、見ていったら、途中からスッとまた入れ替わるでしょ?
赤江珠緒:うん。
博多大吉:いやぁ、素晴らしくないですか?
赤江珠緒:そうか、そうか。
博多大吉:で、これって昔の漫才師さんは当たり前なんですよ、言ってしまえば。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:たとえば、やすしきよしさんとか、どっちがボケでどっちかツッコミってないでしょ?
赤江珠緒:そうですね。
博多大吉:どっちもやるでしょ?阪神・巨人さんって。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:カフスボタンさんも。
赤江珠緒:はい。
博多大吉:みんなそうだったんですよ。で、審査員紹介のときに言われるように、本当にダウンタウンさん以降・以前で漫才師って分かれるんだけど。ダウンタウンさんの登場で、ボケとツッコミって明確になったんですね。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:そこからボケとツッコミって明確な漫才師が続く中、笑い飯がダブルボケって形で、昔のやすきよさんとか、阪巨さんとか。カウスボタンさんとかのスタイルを革新させたというか。
赤江珠緒:うん。
博多大吉:そんな感じだったんですけど。