2022年12月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、おぎやはぎの矢作兼が、THE Wで審査員たちが辛辣なコメントをできない理由について語っていた。
矢作兼:言えるのは小木ぐらいしかいない、と。「俺はあんま面白いと思わなかった」と(笑)
小木博明:怖い、怖い(笑)言えない、言えないよそんなこと。
矢作兼:ふふ(笑)だからこれよ。「怖い、怖い」ってなっちゃうこの世の中が、こういう審査もつまんなくしてんの。
小木博明:結局ここに集められた審査員もさ、大喜利が得意な人じゃん。フォロー大喜利じゃん、これ言ったら。
矢作兼:まあ、そうだね。
小木博明:ねぇ。その人たちがちゃんとやっぱり言ってんのは凄いよね。
矢作兼:だって褒めるしかないもんね。
小木博明:そう。で、どう褒めるかでしょ?
矢作兼:うん。
小木博明:ただ単に面白いって言ってもしょうがないからさ。
矢作兼:そうなのよ。
小木博明:だから、凄いみんな素晴らしいなと思うよ、これ見てても。
矢作兼:これ難しいのがさ、芸人がやるじゃん。
小木博明:うん。
矢作兼:で、芸人って、若手の頃にそういう審査員に嫌なことを言われたの、マジで恨むのよ。
小木博明:恨むよ。
矢作兼:「ふざけんな」と。「コイツ、絶対許さねぇぞ」と思ってる人たちが多いから。
小木博明:うん。
矢作兼:そんだけネタを酷評されたりすることが辛いってこと、分かってるから言わないのよ、芸人だから。
小木博明:そうなんだよね。
矢作兼:だから、本当はお笑いが分かってるけど、その気持ちが分からない芸人じゃない人がやった方が、厳しいこと言えるんだよね。
小木博明:うん。
矢作兼:実際。
小木博明:うん、本当そうなんだよなぁ。自分も、恨まれたくないと思うしね。
矢作兼:うん。
小木博明:あと、その人たちが本当傷つくのも分かるし。
矢作兼:うん。
小木博明:一生、傷つくんだよね、あれね。
矢作兼:一生、傷つく。
小木博明:審査員とかああいう人たちのダメ出しとかは。腹立つんだよ、それ。
矢作兼:うん、腹立つ。
小木博明:だから本当そうだね。芸人がやらない方がいいんだよ、こういうのって。
矢作兼:しかもさ、影響力があるじゃん。だって、審査に選ばれるような人たちなんだから、その人に面白くないって言われたら、ね?
小木博明:うん、そうよ。
矢作兼:マイナスだもんね。
小木博明:うん。
矢作兼:かといって、「その人に何言われようが関係ねぇや」っていう人が審査やったら変だし。