2022年6月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『Oh!デカナイト』の放送を録音してあったニッポン放送のテープを構成作家・渡辺雅史が処分した理由について語っていた。
伊集院光:『Oh!デカナイト』っていう番組を91年から95年までやった時に、この番組の構成をやってた、渡辺君っていう。プロの構成作家になってる渡辺君は、初期の頃は浪人生で。
ずっとはがきを書いてたの(ペンネーム:さば味噌煮)。はがきを書いてて、よく読まれてたの。で、その後、浪人生なのにニッポン放送の前で出待ちをするようになって、俺の。で、気持ち悪いから…当時の渡辺君は、もうこういう仲になったから言えます。とても気持ち悪かったから(笑)
浪人生だって言うから、「じゃあ、大学受かるまでは出待ちとかやめたほうがいいよ」って。で、「大学受かったらくればいいじゃん」って言ったら、少し経った後に、また見かけるようになって。
「うわ、なんかまたいる」ってなって。半年ぐらいずっといるわけ、黙って。で、「最近、また来るようになっちゃって、病気がぶり返しちゃったの?」って話を聞いたら、「大学受かったら来いって言われたから、来てるんです」みたいな(笑)いや、だから…それは俺から声かけてるんだ、みたいな(笑)その感じの。
で、その渡辺君は後にアルバイトになり、見習いの構成のスタッフになり、構成になっていくわけ。で、ニッポン放送をやめる時に、渡辺君は渡辺君なりに、自分の書いたはがきのネタの…プロになった後、自分の書いてたはがきのネタとか。あと、リスナーとして電話コーナーに参加したことを、数年経ってプロとしての自分の耳で聞くと、ちょっと恥ずかしいんじゃないの?恐らく。
そこにあったカセットテープ、それも無造作に積んであるだけなんで。資料としてあるだけじゃなくて。『Oh!デカナイト』のカセットテープを、彼がほぼ破壊して帰ったっていう(笑)捨てて。
なきものにして帰ってるから。『Oh!デカナイト』のライブラリーなんてものは…だから、好きなリスナーの人がとってあれば、なくはないし。