2022年4月4日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、深津絵里が『カムカムエヴリバディ』で10代のるいを演じたことが受けつけなかったと告白していた。
伊集院光:『カムカムエヴリバディ』は最初、安子ちゃんっていう戦前ぐらいに、まだテレビとかもない時代に、ラジオの基礎英語みたいなのを聞いて、英語を覚えるみたいなことをするんだよね。
で、安子ちゃんは上白石萌音さんがやってて。安子ちゃんの生んだ子供がるいっつって。るいが割と大きくなるまでの話で。るいの娘が今度、ひなたっつって、川栄李奈さん。ナニカーの人だよね。ナニカー何十ナニの人だと思うんですけど。
その100年ぐらいに渡っての、親子。母・娘、三代みたいな話になってんだけど。よく分かんないのが、中で、たとえば深津絵里さんは、最初出てきたとき10代、16か18ぐらいで出てきて。回想シーンの前後みたいなやつで言うと、おばあちゃんまで行くんだよね。おばあちゃんのシーンもこの間あったのね。
濱田岳さんとかも、そういう凄い長きに渡って。濱田岳さんは、深津絵里のおじさんだから、もっと上だよ。だからそれも、若作りから老けメイクまでずっとやるわけ。
で、正直俺は…みんなはそう言わない、ネットニュースではそう入ってこないんだけど、深津絵里さんの10代はちょっと無理だったの、俺の中で。というのもね、ぶっ通しでやる人もいるかと思えば、途中で代替わりして役者変わる人もいるのよ。
若い頃は、ますだおかだの岡田君のお嬢さんだったんだけど、年とってから別の人がやりますよって、変わる人もいる。で、さらには、何十年も経ったから、そっくりの人がいるから聞いて、「それは息子です」みたいな人もいるわけ。
で、この3パターンが入り組んでるから、分かんないんだよね、なんか。妙にわざと老けた若い人がいたりとか、本当にボロボロのおじさんがいたりとか。あの時のままなんだけど、「え?息子なの?」みたいな人が混在するときに、分かんなくなっちゃうんだよね。
そうすると、10代役の深津絵里さんと、10代の後に目黒祐樹さんが演じる役の人がキャッチボールするシーンがあるんだけど。俺、それが全然無理なんだよね。
で、後に時間が進んだところで、一緒にキャッチボールやった人が、一気に目黒祐樹さんになっちゃってて(笑)で、深津さんは今の深津さんになってるみたいな。その老いのねじれみたいなものに全然ついていけなくて、パクパクしてますけど。