2022年2月27日放送のJFN系列のラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(毎週日 20:00-21:55)にて、お笑い芸人・有吉弘行が、20年ぶりにファスティングを行ってみたところ、「あの時ほどの絶望的な苦しみはない」と実感したと語っていた。
有吉弘行:ファスティング、20年ぶりなんですよ。
安田和博:ああ、そうなんですか。
有吉弘行:20年ぐらい前に、小川直也さん、銀メダリスト。
安田和博:はい。
有吉弘行:プロレス入りするっていう。柔道界からプロレス入りするっていう時に、猪木さんの弟子になって。
安田和博:はい。
有吉弘行:それで肉体改造を凄いして。柔道100kg超級の体を、グーッとシェイプアップしたんですよ。
安田和博:凄かったですよね。
有吉弘行:その時に、格闘技雑誌、プロレス雑誌界隈で、小川が使ってたのが、ファスティングっていう。それ、猪木さんが持ってきたのがあったのよ。
安田和博:へぇ。
有吉弘行:酵素ドリンクっていう、ファスティングのドリンク。
安田和博:はい。
有吉弘行:3本で当時、結構な値段したの。あんまり仕事なかったから買いたくないなって思ったんだけど、ちょっとやってみようと思って。で、20年前にやったんですよ、3日間。
安田和博:うん。
有吉弘行:地獄の苦しみでしたよ。
安田和博:はい、はい。
有吉弘行:本当に。で、やって。あの時、どれぐらい痩せたのかな。若かったから、5kgぐらい痩せたんじゃないかな。
安田和博:うん。
有吉弘行:って思いましたけど、その時もう地獄の苦しみで。
安田和博:うん。
有吉弘行:もう回復食も何もなく、4日目からは何を食べてもいいって自分の判断で、もうガンガン食べちゃって。
安田和博:うん(笑)
有吉弘行:もう、高倉健みたい。刑務所から出てきた高倉健みたい、ビールガーッと飲んで、カツ丼ガーッとかき込んで。
安田和博:はっはっはっ(笑)
有吉弘行:リバウンドボーンっていう。
安田和博:はっはっはっ(笑)
有吉弘行:凄い苦しかったんですよ。で、20年ぶりにやってみたら、あの時ほどの苦しみはない、絶望的な。
安田和博:へぇ。
有吉弘行:もう飢えて飢えてっていうのはない。だけど、やっぱりそれは辛いね。
安田和博:うん。
有吉弘行:ほとんど水分しか摂らないから。水ばっかり飲んでるような状態だから。