2021年12月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、『明日のたりないふたり 特別編』を映画館で見てオードリー若林との漫才に「俺、こんなすげぇ人と組んで漫才やってたんだ」と改めて思ったと告白していた。
山里亮太:シンプルな感想ね。俺、こんなすげぇ人と組んで漫才やってたんだっていうのに気づいたのよ。めちゃくちゃ凄いことを若ちゃんが隣で言ってたんだなって。
俺、その時って、若ちゃんのボケに対して、俺は反射的にツッコむってことを凄い意識してて。この人の…言ったら、俺が目の前で見る最後のボケだから。とり逃したくないってことで、グッと構えてたから。
大きい、若ちゃんの伝えたいこととかが意外とちゃんと見れてなかったんだなぁと思って。ボケにはツッコむけど、たとえば若ちゃんが投げかけてる、みんな見てるサイコなお友達、たりない仲間たちに投げてる言葉を、100%で感じ取れてないからこそ、そこのテンション高いんだなぁとか。
どっかで、若ちゃんの漫才が凄すぎて、自分の粗が見えてきちゃって。「違う。ここ、もっとこうツッコめよ、山里」とか。「いや、ここは違う。お前、そのトーンで若ちゃんに食い下がるんじゃなくて、これはお前も本当に本音を出すところだぞ」とか。「お前の独白のシーン、もっとパワー入れろよ」とか、すげぇダメ出しばっか思いついちゃって。
で、自分でも最高に面白い漫才なんだけど。自分で言うのもアレだけど、めちゃくちゃ面白い漫才見てて。なんだけど、もっとできたなって。この若ちゃんのこれ、なぜ汲み取って、もっとあそここうしたかったっていうふうな気持ちがあって。
でも、俺のところでも笑ってくれた、若ちゃんのところで笑ってくれたとかって思って。