南キャン山里亮太、千鳥・大悟を「師と仰いで慕う」エピソードまとめ

「誰にも愛されていなかった山里」を愛した大悟

大悟:もしワシじゃなくても、その時、ノブだったとしても仲良くなってたんやと思うんやけど。あの時…今でもそうかもしらんが、ホンマに誰にも愛されてなかったのよ。

山里亮太:はっはっはっ(笑)

大悟:その誰にも愛されてなかった山里を、ワシが愛したから。

ノブ:なるほどな。

大悟:「人に愛された」っていうんで、「親父や」ってなったんよ。

ノブ:親父(笑)

山里亮太:だから、僕はずっと大悟さんのこと、「組長」って呼んでて。

ノブ:呼んでたな。それくらい信頼関係できてたんや。

借金をしてまで後輩に奢る大悟

山里亮太:千鳥さんが、実は養成所とか出てなくて、劇場で会ったタイミング的に、急によ…俺は、大悟組って言って、全然自分が何もない時から大悟さんにずっと可愛がってもらってて。

赤江珠緒:うん。

山里亮太:小さいオーディション受かっても大悟さんが「お前、今日ラッキーやったな。俺、臨時収入入ってん。寿司食いに行こう」って。臨時収入って、全部消費者金融から借りてたんだけど。

赤江珠緒:ふふ(笑)

山里亮太:そういう男気のある人でね。

赤江珠緒:お金借りてまで奢ってくれたりしたの?

山里亮太:そう。で、本当に俺のダメな時とか叱ってくれるし、いつだって助けてくれるお兄さんなの。

赤江珠緒:ああ。

山里亮太:で、ずーっと一緒にいて大悟さんと。で、大悟組って言ってね、大悟さんの下でダイアン津田がいて、中山功太がいて、ネゴシックスとかいて…こんな不良債権ばっかり抱えてね、ウチの組長は。

赤江珠緒:ふふ(笑)はい。

山里が芸人をやめようと思っていたのを引き止めた大悟

山里亮太:私、2005年のM-1で、本当に死ぬほどスベりまして。「もう、お笑い芸人続けるの無理」ってなっちゃって。「街を歩いてる人がみんな、俺のことを面白くないって思ってんな」って思って、怖くなっちゃって。

劇場出番を出るのも怖くなっちゃうくらいの時期があったの。それで、「芸人辞めよう…」って思ったの。その時に、千鳥さんが、東京で初めてオールナイトトークライブやるってことになって。

俺がそのゲストで呼ばれてる、と。「お前、最後にするかせんかは別にエエけど、お前が来るって言ってあるから、来てくれや」って言われて。「すみません、もちろん行きます」って言って。

その日、仕事があって。自分に自信がないのにいっぱい仕事があって、心ボッキボキに折れてたのよ。ほんで、オールナイトトークライブに行ったの。そしたら、千鳥さんと、ダイアンの津田(篤宏)くんもいた、とろサーモン、ネゴシックスとかもいたのよ。

それで、千鳥さんの初めての東京進出のライブよ。まだ大阪で住んでて。東京でやるトークライブ。それで、エピソードが、全部俺の話なの。全員が。

俺、心折れてるから、エピソードを話せる心境じゃないんだけど、俺が「はい」とかその時に言った俺のセリフとかを言えば、それが全部爆笑になるって状況を、全員が作ってくれたの。

千鳥さんの初めての東京でのトークライブ、自分らの話した方が絶対に良いじゃない。業界関係者も来てたかもしれないし。だけど、全部俺の話だったの。朝まで。それで、最後に大悟さんが控室に帰ってきた時に、「ウケたのぉ、お前」って。

「ありがとうございます」「こんなオモロイ奴が、辞めるんか?」って言われて、「いや、続けます」って。アレがなかったら辞めてたね。

大悟の失恋とジャムパン

山里亮太:築き上げた僕と大悟さんの関係で、一番嬉しかったことがあって。大悟さんが長年ずっと付き合っていた、前の彼女と別れた日の夜に、電話をいただけたのが僕なんですよ。

大悟:はっはっはっ(笑)

ノブ:あの日ね。

大悟:高校の時からで、大阪に出るときに一緒に出てきた、言うたら、その子の8年くらい棒に振ってしまった…ワシにまかせて大阪で就職もして、結婚や思うてた子と24歳の時に別れて。

山里亮太:はい。

大悟:1回、家に帰ったんやけど、もう寝られへん、と。

山里亮太:はい。

大悟:山里に夜中電話したら、「ちょうど飲みたかったんです」って。ほんで山里と一緒にバーに行って。そこで「こういうことあってん」って、酒を飲んでる時に、ジャム塗ったパンが出てきて。

ノブ:はい、はい。

大悟:前の彼女が、よう食パンにジャム塗ってくれてたから。食われへんようになって。

ノブ:あぁ、悲しくて(笑)女の子やん(笑)

大悟:「山里、ワシ食われへんわ」って言って。それで毎朝焼いてくれてたから、食われへんわって言ったら、「食べなくていいです。僕が食います」って。「マズイっすよ、こんなもん!こんなの今後、食わなくていいですよ!」って(笑)

ノブ:何を言うてんねん(笑)

山里亮太:ジャムパン食いながら泣いたの、あれで最初で最後です。

大悟:あの日の夜空は高かったなぁ。

ノブ:いつもと変わらんわ(笑)

山里のブレイクを心から祝福する大悟

山里亮太:本当にもう、仕事ないときから世話になってる先輩で。大悟さんと飲んでね。「次、カラオケある店に行こう」って大悟さんに言われて。2人、結構、酔っちゃってて。「山里、なんか歌ってや」って言われて。

俺が歌うって言ったら、アレじゃない。フラワーカンパニーズ『深夜高速』ね。酒飲んで、「大悟さん、知らないと思うんですけど、これ酔ったら歌いたくなっちゃうんですよ。良いですか?」って言って歌って。

サビの部分は、「生きててよかった 生きててよかった そんな夜を探してる」ですよ。1番を歌って、「すみません、大悟さん知らない歌なのに…俺、テンション上がっちゃったな。久しぶりに大悟さんと飲めるから」って言ったら、大悟さん、スーって泣いてんのよ(笑)

無言で「続けぇい」って、促すわけよ。それで歌い終わったら、「すまんのぉ、酔うてるわ」って。「あの頃の山里を知ってる人間が、今の山里の活躍を踏まえて、その山里の口から『生きててよかった』なんて言われたら、これは涙出るぞ、山里。お前、ホンマに生きててよかったな」って。

「全然ダメだったけど、何人かが面白いって言ってくれてることだけを頼りにやってきた。何度も折れそうになってたけど、今、『生きててよかった』って言える時が来たんやな?…すまん山里。これは泣けるわ。この歌、知らんかったけど、泣けるわ」って。

大悟さんが、「ワシも歌ってエエか?」って。リモコンで入れてパって出てきたのが、中島みゆきの『悪女』だったのよ。大悟さんが歌い出したんだけど、「全然、流れと関係ねぇ」って思って。なのに、大悟さんが泣いてんのよ(笑)

「なんで、中島みゆきの『悪女』で泣いてるんですか?」って訊いたら、「昔の彼女が好きだった歌じゃ」って(笑)

千鳥がブレイク前に大悟が山里との共演を断った理由

山里亮太:僕はありがたいことに先に東京の方で色々、僕で番組をやらせてくれるっていう機会があって。大悟さんに僕、そういう番組とかやれるっていう時に、「大悟さんご一緒させてもらってもいいですか?」って。

僕ら、南海キャンディーズがドーンと行ってる時に、そう言ったら、「山里、やめとこう」って。「なんでですか?」って。

「多分、今、全国で戦ってるお前が呼んでくれて、いつもの二人の関係性で横にいて、お前はいつも通りにするだろう」と。「でも、それは多分、テレビ見た人が『なんでこの人、あの山ちゃんに偉そうなんだ?』ってなってしまう」って。

で、「だからって俺は、山里のことを『山ちゃん』と呼ぶところをお前に見られとうないから、いつか二人のお前が何も変わらず、俺に接するあの感じが、みんな違和感ないってぐらい俺、頑張るから」と。

「そしたらいつか一緒にやろうな」って昔言ってたのよ。で、その日が来たなぁと思って。今なんかもう、むちゃくちゃど真ん中じゃん。で、それが来た時に、大悟さんがこのオファーを受けてくださって。

ドリームマッチで大悟を選べなかった理由

山里亮太:よく言われるのが、千鳥さんがいるということで、「大悟さんなかったのか?」なんていうふうに。

あんだけ尊敬している大悟さん。俺がこの芸人として今、ここで喋らせてもらってる…大悟さんと「師弟コンビ」でやるってのもありだったんじゃないかって言うけど、俺、メンツ聞いた時に、ボケのラインで真っ先にないのが大悟さんだったの。

っていうのも、俺と大悟さんの上下の関係って、多分ね、ご覧になっている方々の思った何倍かの上下関係があるの。それは別に、圧倒的に大悟さんが偉そうにしてるとかじゃないの。

もう本当に、何もない時代からずっと、大悟さんにお世話になって。めちゃくちゃ尊敬をしすぎちゃってるんだよ。

だから、ネタ中に澤部みたいにあんな感じで、ガシッていけないの。もう大悟さんがやってることに対して、強めのツッコミができないから。強め・短めのツッコミが、大悟さんのボケにはいいんだ。

俺の謙遜こねくりツッコミは、絶対邪魔すると思ったから、大悟さんのボケには。だから、まず大悟さんはない、と。

大悟の結婚式に時間を縫うようにして「5分だけ出席」した山里

ノブ:山ちゃんのご祝儀、凄かったんやろ?

大悟:凄かった。あれ、どうしたん?山ちゃんが大悟の結婚式に、「兄貴」っつって。

川島明:ああ、ホンマに兄弟や、ここは。

ノブ:そう。千鳥、あんまり売れてない。山ちゃん激売れの時に、結婚式わざわざ来てくれてな。

川島明:うん。

大悟:だから、山里は結婚式に飛行機で来て。

ノブ:うん。

大悟:5分だけ結婚式に顔出して、ワシのところ来て。

川島明:え?!

大悟:もう、出てって、飛行機で帰っていったんですよ。

ノブ:うん。

川島明:ホンマに忙しい。

大悟:東京で忙しかったから。

川島明:うわぁ、カッコエエ。

大悟:で、その時で50万。

川島明:え?!山里?

大悟:はい。

川島明:うーわ!

大悟:10年…もっと前か。

ノブ:そんなに山ちゃんもな、今ほどっていう。

川島明:単価が安いから、忙しいけど、そんなに稼いでないよね。

ノブ:そう、そう。で、大悟も「そんなにお返しもでけへんけど、お前が結婚した時に倍にして返すわ」って。

川島明:山ちゃんが辞めずに続けられたんも、大悟のおかげっていう話もあるから。

大悟:うん。

川島明:じゃあ、逆もあったわけや?

ノブ:そう、この間、山ちゃん結婚したやん。

大悟:うん。

ノブ:倍にして返したん?

大悟:それはホンマに100。

ノブ:おっ、いったん?

川島明:そうなんや、確変。

大悟:まぁ、だってその山ちゃんが結婚する頃は、もうカネがありましたから。

ノブ:なるほど。ちゃんとそこはガンッといったんや。



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